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渋谷の弁護士吉田悌一郎

【憲法記念日】憲法の一番大切な「価値」は、人と違っていていいこと?

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憲法で一番大切な価値は、

人それぞれ

「違っていていいんだ」

ということ。

 

 

そして、

それぞれが自分なりの

幸せ」を求めて成長していく

「プロセス」を保障して

くれていることです。

 

 

 

(今日の「棒人間」)

 

<毎日更新733日目>

「憲法」と「法律」は何が違う??

 

今日は「憲法記念日」

 

 

ということで、

私も一応「法律家」の端くれですので、

「憲法」の話でもしてみようかと

思います。

 

 

「憲法」というのは、

多くの人は昔、

社会科や公民などの授業で

習ったことがあるかと思います。

 

 

そもそも「憲法」って

なんなのか?

 

 

「憲法」と「法律」の違いって

なんなのか?

 

 

なんとなくイメージでは、

あらゆる「法律」の中で、

「憲法」が一番偉いというか、

一番大事な「法律」が「憲法」

といったような感じでしょうか。

 

 

確かに、

「憲法」のことを

「最高法規」なんて

言ったりしますからね。

 

 

しかし、

「憲法」と「法律」は、

質的にまったく違うものです。

 

 

私たち民主主義の国では、

「法律」というのは、

国民の代表が集まる「国会」で

議論して作られます。

 

 

国会での議論は、

最後は「多数決」で決まって

いきます。

 

 

ですから、

「法律」というのは、

いわば多数決で、

これが今の時代の

一番ベストなものだ、

と判断されてできている。

 

 

しかし、

「多数決」による判断が

常に正しいとは限らない、

これは歴史が証明して

いますね。

 

 

人間だから、

その時代の空気などに流されて、

間違った判断をしてしまうことは、

いくらでもあるわけです。

 

 

だからこそ、

そんな「多数決」によって

動かされている「国家権力」に、

ある程度の縛りをかけよう、

というのが「憲法」なんです。

 

 

図で書くと、

次のようなイメージですね。

 

 

 

権力によって作られるのが

「法律」ですが、

「憲法」はそもそも

国家権力よりも上位にある、

ということなのです。

 

 

だから、

たとえば国会で作った法律でも、

憲法に違反した場合には、

無効になったりすることが

あるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「憲法」で一番大切な価値はなに??

それでは、

そんな憲法の中で、

一番大切なことはいったい

何なのでしょうか?

 

 

昔、

公民の授業などで、

日本国憲法の三大原則として、

・国民主権
・基本的人権の尊重
・平和主義 

の3つを習いますね。

 

 

しかし、

実は憲法の中では、

それよりももっと重要な、

根本的な価値がある。

 

 

それが、

「個人の尊重」を定めた

憲法13条です。

 

 

憲法13条は

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

と定められています。

 

 

これが、

憲法で定める「個人の尊厳」とか、

「個人主義」と言われる原則です。

 

 

「個人主義」といっても、

他人に迷惑かけて自分の

好き勝手にやるという

「利己主義」とはまったく

異なります。

 

 

憲法は、

個人を尊重しているがゆえに、

他人に対しても「個人」として

きちんと尊重することが

求められます。

 

 

この「個人の尊重」には、

実は2つの意味があります。

 

 

1つは、

「人はみな同じ」ということ。

 

 

これは、

どんな人間であっても、

同じように人として

尊重されるべきだ、

という意味です。

 

 

そして、

もう1つは、

「人はみな違う」

ということ。

 

 

これは、

まったく同じ人間は2人といない、

人はみな個性があって

違うのだから、

人と違っていていいのだ。

 

 

むしろ、

人とは違っているからこそ

素晴らしいのであり、

その「違い」がきちんと尊重

されなければならない、

という意味です。

 

 

これは、

今風に言えば、

「多様性」をきちんと受け入れて、

共生できる社会を作っていくべきだ、

ということになります。

 

 

そして、

この憲法13条は、

後段で「幸福追求権」というものを

保障しています。

 

 

大切なことは、

「幸福権」ではなく、

あくまで「幸福追求権」だ

ということです。

 

 

これは、

要するに何が「幸福」なのか、

はあくまで「個人」が決めるべき

ことであって、

国家が介入すべきではない

と考えられているからです。

 

 

ですから、

「幸福権」ではなく、

あくまでそれぞれの「幸せ」を

追求するプロセスを保障している、

ということなのです。

 

 

これは、

「自己決定権」とも

言われるものです。

 

 

要するに、

「個人」それぞれが、

自分の未来を自分で考えて決めてく。

 

 

そして、

それぞれが「幸せ」を求めて成長していく、

それこそが、

かけがえのない価値なのだ、

ということを憲法は保障している

というわけです。

 

 

そんなわけで、

憲法記念日である今日は、

果たしてどんな生き方が

自分にとって「幸せ」なのか、

もう一度じっくり考えて

みたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

というわけで、

今日のポイントは

 

 憲法で一番大切な価値は「個人の尊重」!

ということです。

 

 

ところで、

「憲法」というと、

どうしても「9条だ」とか「戦争だ」とか

「改正だ」とか「アメリカからの押し付けだ」

といったネガティブなイメージがありますね。

 

 

しかし、

上記のように、

憲法が宣言している一番根本の価値は、

「個人の尊重」なんです。

 

 

一人ひとりを大切にする社会を

考えるにあたって、

ときには憲法を別の角度から

見てみることも大切だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新動画 

今回は、新入社員を採用して、いわゆる試用期間後の本採用拒否ができる場合とできない場合、こんなテーマでお話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、息子の遠足だったので、朝は弁当作りにチャレンジ。
その後、午前中は自宅で仕事、午後は少し事務所に出て仕事。
夕方は早めに帰宅。学童から息子も1人で帰ってくるようになりました。
それから二人で少し近所の公園に行き、その後は息子と2人だったので、息子のリクエストにより夕飯は焼きそばを作りました。

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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