親との関係を振り返るシリーズ第2回。
結局、今でも親へのわだかまりの心は解消
できていません。
ですが、それなりに考えて行動していることは
あります、というお話です(^ ^)
(親父の墓前で飲むビールはほろ苦い・撮影は6歳の息子)
<毎日更新537日目>
昨日から、自分の親との関係を考える、というテーマで
書いています。
昨日のブログ
⏬⏬⏬
いろいろあって、10代の頃には最悪だった
私と親との関係。
しかし、さすがに私が20代になることには、
多少関係も改善されてはきました。
ただ、私が大人になった頃には、父親は腎臓を患い、
人工透析の状態に。
そういえば、私は大人になっても、父親とサシで
お酒を飲んだことがありませんでした。
まぁ、無口な父親とはそれでなくても普段ほとんど
会話しませんでしたし、父親も身体が悪くて飲みに行く
どころではありませんでした。
ちょっと脱線しますが、私が今まあまあ健康を意識して
生活しているのは、働き盛りで身体を壊した父親の姿を
間近に見ていたから、というのがあります。
私は、将来息子とサシで飲みに行く、という夢を持って
いますので、それまで健康で生きていなくちゃなりません。
それはさておき、病気がちの父親は、私が30代半ばのとき、
享年66歳で他界しました。
正直、父親が死んだときも、それほど悲しいという感情は
湧いてきませんでした。
母親とは、お互い短気なのもあり、私が大人になってからも
しばしば衝突はありましたが、その母親も段々と年老いてきますので、
と思い、母親と喧嘩することもなくなりました。
ただ、それじゃあ親との関係が良くなったのか?
というと、私の中では決してそうではありませんでした。
私は、世の中の男の大半は、いわゆる「マザコン」だと思います。
私の周りでも、良い意味で「母親大好き」という男は
少なくありません。
しかし、私は自分の母親に対して、どうしてもそのような
気持ちにはなれなかった。
嫌いとは言わないが、それほど好きでもない、
それが正直な感情でした。
そんなわけで、親との関係をあえて考えなくても
とりあえず生活に支障はないし、考えるのも面倒なので、
親との関係を考えないようにしていた、むしろ
考えるのを避けていた、というのが正直なところでした。
そんな私ですが、昨年衝撃的な話を聞きます。
一昨年から、倫理法人会というところに入りました。
倫理法人会というのは、簡単に言えば経営者の心の勉強会
のようなところ。
ここで、ナント
という趣旨のことを言われます。
倫理では、親に感謝するのは、その親が偉いからではない、
良い親だから感謝する、悪い親だから感謝しないとか、
そういうことではないと言います。
親に感謝するのは、ただそれが自分の元だから。
まぁ、親やその先の先祖がいなければ、当然自分もこの世に
生まれていないわけです。
親との関係を考えることを避けていると、幸せになれないし、
成功もできない、このことは私の心に深く刺さりました。
とは言え、そう言われたからといって、急に親への
わだかまりが消えるわけではありません。
理屈上では親に感謝すべきことはわかりますが、
急に親が好きになれるわけでもありません。
私の両親への気持ちは、正直にいって、今でも
といったところ。
ですが、親との関係を避けているとこの先幸せな人生を
歩めない、と言われてしまうと、これまた私も考えて
しまいます。
私も人並みの幸せな人生を送りたい、という欲望がありますので(笑)
そこで私は、あまり考えても仕方がないので、
形から、行動から入ってみることにしました。
父親との関係については、父親はすでに他界していますので、
リアルなコミュニケーションをとることはできません。
そこで考えたのが「墓参り」
大変恥ずかしい話、もう5〜6年くらい、親父の墓参りには
行っていませんでした。
たまには行かなきゃな〜と思いつつも、「面倒臭い」が
先に立ち、気づけば随分と足が遠のいていました。
そこで、私は久しぶりに墓参りを実践しました。
とは言え、1人で行くのはなんとなく照れ臭さもあるので、
アシスタントとして幼い息子を同行します。
すると不思議なもので、息子との間で、亡父親についての
会話が生まれます。
無邪気な息子は聞いてきます。
そうなると私も、昔の親父との記憶、特にまだ関係が良かった頃の
記憶をなんとか思い出し、息子に伝えます。
(一緒に墓参りする息子)
一時期は憎しみしかなかった父親ですが、こうやって時に振り返ってみると、
自分も父親になったこともあるかも知れませんが、親父は親父でいろいろ
大変だったのかなぁ〜とか、想像できるようになってきました。
母親に対しては、これも人から言われてではありますが、
昨年の11月から、毎日1通葉書を出すことにしました。
書く内容は、他愛もないもので、その日にあったことを
日記みたいにして書くだけです。
なにしろ、それまで親に手紙なんて書いたこともなかったので、
母親としては、大変驚いたようで、私が変な宗教にハマったのでは
と心配したそうです(笑)
倫理法人会は宗教ではないんですけどね(まぁ、見かけはちょっと
宗教っぽいけど 笑)
このブログもそうですが、私は続けることは比較的得意なので、
この葉書ももう300日以上続いています。
こうした行動をしていますが、だからといって、両親に対する
わだかまりの心は今でもありますし、両親が好きになったわけでも
ありません。
ただ、墓参りと毎日葉書を通じて、それまでよりも親を思い出す
機会は格段に増えたかなぁと思います。
というわけで、
今日のポイントは
ということです。
そんなわけで、昔は親との関係が悪かったけど、いろいろして
今はそれを克服しました、というカッコいい内容ではありません。
なんかまとまりのないオチで申し訳ないですが。
私はまだ両親との関係を完全には消化できていませんし、
そういう意味では過去の浄化ができているわけでもないでしょう。
しかし、最悪だった両親との関係を逃げずに考え直す、
振り返ることは、自分自身を見つめ直すことにもつながり、
それがいつしか自分の過去の浄化につながれば、と思っています。
とりあえず、定期的な墓参りと毎日葉書、これを続けて行って、
これからも両親との関係を考え続けるしかないですね!
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。