「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

【ウソ八百?】「あの人はウソをついている」を証明するのは難しい

契約書

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

「あの人はウソをついている」

とおっしゃる方がおられますが、

相手のウソを証明することは

簡単ではありません。

 

 

相手にウソをつかせないためには、

契約書なり何なり、

きちんと「証拠」を残す

という努力が欠かせません。

 

 

(今日の「棒人間」 うそを証明するのは難しい?)

 

<毎日更新800日目>

ブログ毎日更新ついに「800日」

今日で、

毎日ブログを書き続けて、

ちょうど800日になりました。

 

 

2021年の5月5日から

毎日ブログを書き続けて、

ちょうど2年と2ヶ月ちょっと

になります。

 

 

私は、

元はと言えば、

飽きっぽくて物事が長続き

しない方だったのですが、

ブログがここまで続くとは、

意外に思っています。

 

 

ただ、

ここまで続けていると、

もはや毎日ブログを書くことは、

完全に自分の習慣になっています。

 

 

もちろん、

800日書いたからと言って、

毎日ブログを書くことが

楽になった、

ということはありません。

 

 

1つの記事を書くのに、

平均でも90分から120分程度は

かかりますし、

ネタがなくてなかなか

書けなくて苦しむ、

なんて日もいまだにあります。

 

 

しかし、

毎日の生活の中で、

「ブログを書かない」という

選択はあり得ないので、

「今日はどうしようかな〜、

書こうかな〜、やめとこうかな〜」

といったような葛藤は

一切ありません。

 

 

今日も「書く」以外の

選択肢はないわけで、

そうなると、

意外に気分は楽なものです。

 

 

あと、

私自身は基本的にブログを

書くことが好き、

ということもありますね。

 

 

人間、

嫌なことは続きません。

 

 

イヤイヤだったら、

ここまでは続いて

いなかったと思います。

 

 

そんなわけで、

まぁいろいろありながらも、

淡々とここまで800日間も

続けてくることができました。

 

 

さて、

800というと、

 いわゆる「ウソ八百」

という言葉があります。

 

 

俗にウソつきを言い表す言葉で、

いつもウソばかり

ついている人のことを意味します。

 

 

「裁判」の世界では、

ある意味では「ウソがつき放題」

の世界でもあります。

 

 

というのは、

「裁判」の世界は

「証拠」がすべてです。

 

 

ウソだろうが、

本当だろうが、

証拠によって「証明」

されない限り、

認められないという

世界です。

 

 

相手方の「ウソ」を

どうやって見破るか、

どうやって証明するか、

というのが民事裁判の

大きな仕事でもあります。

 

 

しかし、

長年弁護士をやっている

私の感覚からすると、

「ウソ八百」と言われるような、

ウソばかりついている人

というのは現実には

少ないと思います。

 

 

 

 

確信犯的な「ウソつき」は意外と珍しい?

というのは、

こういった虚言癖というか、

日常からウソばかり

ついている人は、

社会で信用されません。

 

 

 

いずれ何らかの形で

まっとうな社会からは

排除されてしまうでしょう。

 

 

しかし、

厄介なのは、

人間というものは、

いわゆる「ウソつき」

ではなくても、

思い違いや記憶違い、

あるいは「小さなウソ」が

ちょっとだけ混ざって

しまっているようなケースは

山ほどあります。

 

 

民事の「裁判沙汰」の

大きな原因は、

ほとんどがこうした思い違いや

記憶違い、

「小さなウソ」によって

もたらされるといっても

過言ではありません。

 

 

要するに、

「ウソ八百」というような

確信犯的な「ウソつき」は

世の中それほど多くないものの、

人間の記憶や言葉といったものは、

それだけあやふやで、

危なっかしい部分がある、

ということなのです。

 

 

さらに、

物の見方の問題に関連しますが、

1つの事実というものも、

切り口によっては見え方が

違ってくることがあります。

 

 

あの有名な「7つの習慣」に

出てくるこの絵をご覧ください。

 

 

パッと見ると、

若い女性が後ろを

振り向いている姿に

見えるでしょう。

 

 

しかし、

見方を変えると、

アゴの突き出た高齢の女性が

ニヤッとしている

姿にも見えます。

 

 

このように、

1つの絵を見ても、

見方によっては全然

違う絵に見えてしまう、

ということが現実には

あり得るわけです。

 

 

 お金を払うって約束したじゃないか!

 

と言っても、

相手にもいろいろと言い分が

あることがほとんどです。

 

 

 

 確かに払うとは言ったが、これこれの条件が満たされた場合、という条件付きだった

とか、

 

 

 払うとは言ったが、その当時とは前提条件が全然違ってしまったので払えない

とかいろいろあるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

契約書はウソをつかせないためのものでもある?

人間とは、

こういう曖昧でいい加減な

存在なのだ、

ということをまず自覚

することが大切です。

 

 

つまり、

いつの時代になっても

トラブルや「裁判沙汰」が起こるのは、

人間は完全な存在ではなく、

こうした人間の持つ弱さに

よってもたらされる、

とも言えるでしょう。

 

 

この点、

私のミッションは、

ということ。

 

 

「裁判沙汰」を避けるためには、

とにかくこうした人間の弱さを

自覚した上で、

「証拠」を残す努力を

することが欠かせません。

 

 

重要な取引であるにもかかわらず、

「口約束」で済ませていると、

後々思わぬトラブルになる

可能性があります。

 

 

お互いの思い違いや誤解、

認識の違いなどが入り混じって、

 言った言わないの水掛け論

に陥ってしまいます。

 

 

しかも、

いったんトラブルになると、

「契約書」という証拠が

ないだけに、

お互いが自分の都合の良い

主張をして譲らなくなり、

トラブルが深刻化しがちです。

 

 

ですから、

このブログでいつも

書いているように、

重要な取引は必ず契約書を作る、

それ以外にも見積書、

発注書、

領収証などの書類や、

メールやSNSのテキスト情報も、

きちんと後々の証拠として

保存しておくことです。

 

 

 あいつはウソつきだ!

と非難する前に、

ウソをつかせないための証拠作り、

すなわち「契約書」が重要だ

ということです。

 

 

さて、

今日まで800日続けたブログですが、

これからも毎日描き続けたいと

思います。

 

 

次の目標は、

当面「1000日」というのを

目指してみたいですね。

 

 

それでは、

また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新動画 

今回は、地主から借地の更新料を請求された場合に、支払う前にここをチェックして、というテーマでお話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、日帰りで静岡方面に出張でした。
行きの新幹線が、前の車両の点検などで到着が1時間近くも遅れてしまい、少し焦りました。

ご提供中のメニュー

 

 

 

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

お問い合わせ

住所 150-0031
東京都渋谷区桜丘町4番23号渋谷桜丘ビル8階
マップを見る
受付時間 【平日】9:30〜18:00
【土曜日】9:30〜12:00
渋谷共同法律事務所のHP

           

裁判しないで解決する
ノーリスクプロモーター

                               
名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

カテゴリー