「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

凡ミスを防ぐにはどうしたら良いか? 結論:失敗を記録し、見返す習慣をつける

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人間ですから、

誰だって「凡ミス」

をやります。

 

 

大切なことは、

その「凡ミス」を

そのままスルーしないこと。

 

 

きちんと自分のミスを直視し、

繰り返さないようにする

「仕組み化」が大切です。

 

 

 

 

(今日の「棒人間」 避けたい凡ミス)

 

<毎日更新894日目>

「ケアレスミス」が命取り、の受験時代

試験に落ちる大きな要因は、

難しい問題が解けなかったから、

ではありません。

 

 

多くの受験生ができる、

正答率の高い問題、

これをケアレスミスに

よって落としてしまう、

これが大半の原因です。

 

 

だから、

受験生にとっては、

「ケアレスミス」は時に

命取りになります。

 

 

今から20数年前、

司法試験を受けたとき、

まず短答式試験、

というものがあります。

 

 

これはマークシートで正解を

選ぶ問題が60問ほど出されて、

これを3時間半の試験時間で

解きます。

 

 

この試験に合格した人が、

論文試験という次の

ステップに進むことができます。

 

 

たしか、

60問問題が出て、

合格最低点が45点くらい

だったと記憶しています。

 

 

つまり、

44点と45点で運命の差を

分けるわけです。

 

 

44点、

あと1点で惜しくも落ちて

しまった人がたしか数百人

いたと記憶しています。

 

 

つまり、

たった1問ケアレスミスで

落としてしまうことが、

「命取り」になるということです。

 

 

ところが、

受験生の間で、

この「ケアレスミス」というのは、

とかく軽視されがち。

 惜しかった

 本当は解ける実力はあるけど、ちょっとミスっただけ

という程度の認識で、

スルーされがちです。

 

 

御多分に洩れず、

「ケアレスミス」が多かった私は、

いかにこの「ケアレスミス」を

なくすかが、

死活問題でした。

 

 

そこで、

私がとった対策は、

「ケアレスミスノート」

というものを作ること。

 

 

これは、

普段勉強のときや

模擬試験のときに、

「ケアレスミス」を

してしまった問題を

徹底分析します。

 

 

そして、

その自分がやらかした

「ケアレスミス」を克明に

ノートに記録しておきます。

 

 

そして、

時折この「ケアレスミスノート」

を見返す時間を作ります。

 

 

そうすると、

ある傾向が見えてきます。

 

 

自分がやりがちな

「ケアレスミス」のパターンが

あることがわかってくるのです。

 

 

そうなると、

その次に問題を解くときや、

模擬試験を受ける際に、

自分がやりがちな「ケアレスミス」を

意識することができます。

 

 

そういう意識で問題を解くと、

徐々に今までやっていた

「ケアレスミス」が

減っていきます。

 

 

つまり、

自分がやりがちな

「ケアレスミス」を記録し、

それを頭に入れることで、

同じ「ケアレスミス」を

繰り返すことを防ぐことができる、

というわけです。

 

 

 

「凡ミス」を記録するという習慣

この、

自分がやりがちな

「失敗」を記録する、

という習慣は、

仕事をする今も

続けています。

 

 

仕事上も、

よくやってしまいがちな

「凡ミス」というものがあります。

 

 

一番多いのが文章の誤字脱字など。

 

 

特に、

40歳を過ぎてからは

「老眼」という大敵とも

戦わなければなりません。

 

 

そこで、

仕事上でも、

「凡ミス」をやって

しまったときには、

それをスルーしないで

「記録」するように

しています。

 

 

今はノートではなくて、

Evernoteというメモアプリに

ファイルを作って記録しています。

 

 

そして、

このファイルを週に1回は

見直すようにしています。

 

 

そうすると、

受験時代と同様に、

見事に自分がやりがちな

「凡ミス」の傾向が見えてきます。

 

 

このファイルには、

当初は「失敗ノート」という

名称をつけていましたが、

「失敗」というのはどうも

ネガティブなイメージがあります。

 

 

もちろん、

「失敗ノート」には、

私が過去にやらかした

数々の失敗事例、

凡ミス事例が書いて

ありますので、

ついこれを見返すときに

ネガティブ思考になって

しまいます。

 

 

そこで、

「失敗は成功の母」

という言葉にちなみ、

今ではこのファイルには

「成功の母ノート」と

名づけています。

 

 

同じ失敗を繰り返さないため

だけに読み返すのではなく、

成功の鍵を見つけるために読み返す、

そんなノートにしたいとの

願いを込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

「忙しすぎ」も凡ミスの原因に

このように、

「凡ミス」や「ケアレスミス」は、

やらかしたときにスルー

しないことが大切です。

 

 

人間ですから、

必ず「凡ミス」や

「ケアレスミス」は

あるわけです。

 

 

大切なことは、

それをやったときに、

二度と同じミスをしない

ようにするための

「仕組み化」です。

 

 

ただ、

どんなに「仕組み化」しても、

やはり時間的・精神的に

余裕がない状態だと、

「凡ミス」を誘発しやすく

なります。

 

 

要するに、

忙しすぎると「凡ミス」の

可能性も高まる、

ということです。

 

 

そのため、

普段から仕事の量などをよく考え、

忙し過ぎて時間的・精神的な余裕が

ない状態にならないようにする

工夫も必要です。

 

 

そのために、

やはり「時間管理」は、

「凡ミス」を起こさなための

1つの対策にもなっているわけです。

 

 

いずれにしても、

たかが「凡ミス」、

されど「凡ミス」。

 

 

ちょっとした「凡ミス」で

仕事上致命的な失敗につながったり、

信用を失ってしまうことも

あり得るわけです。

 

 

いかに「凡ミス」をなくすか、

プロとして、

これからも追求し続けなければ

ならない課題ですね。

 

 

それでは、

また。

 

 

 

 

 

 

 

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活動ダイジェスト

昨日は、朝から息子の習い事(美術教室・スイミング)の送迎をしつつ、合間にブログ、次週の予定など。
夕方からは、家族で近所の商店街に食べ歩きに。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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