若い頃
私は「何者か」になりたいと
強く思っていました。
人から認められたい
すごいと言われたい。
長い間
そんな「承認欲求」に縛られ
迷走を続けてきました。

(今日の「棒人間」 あなたは「何者」?)
<毎日更新1776日目>
私が若い頃は
常に「何者か」になりたい
という強い承認欲求や
自己存在証明の欲求がありました。
これはつまり
そのときの自分が「何者」でもないことの
強烈なコンプレックスから来るものでした。
若いときから「普通」という
価値観が何より大嫌いで
何か人と違った大きなことをしたい
それで目立ちたいという幼稚な
願望で満ち溢れていました。
こういう欲求は
若さとも相まって
往々にして人を極端なストイックな
行動に走らせます。
簡単に言えば、
誰かに「すごい!」と言って
もらえるような自分になりたい。
大学時代
東京の自宅から北海道まで自転車で
「自走」の旅をしたことがありますが
これもそんな気持ちが強い
動機になっていました。
弁護士を目指した理由はいろいろとありますが
根底にはやはりこの自分が「何者」でもない
コンプレックスから来る過度な承認欲求が
司法試験受験というある種ストイックな
道に進む大きな原動力に
なっていたのも事実です。
さて
いろいろ紆余曲折はあったものの
なんとか弁護士になることができた。
それで
私の過度な「自己承認欲求」は
満たされたのか?
残念ながら
そうでもなかったのです。
というのは
この「承認欲求」というのはある意味
際限のないところがあります。
弁護士になったらなったで
周囲にはその道で一流になった
すごい弁護士がたくさんいます。
そうした弁護士の世界の中で
いったい自分は「何者」なのか?
やはり
「何者か」になりたいコンプレックスは
ここでも解消されることがなかったのです。
もちろん
弁護士になって
目の前の仕事はそれなりに一生懸命
やってきたという自負はあります。
ただ
どんなにがんばったところで
私よりも能力の高い弁護士
実績を出している弁護士
稼いでいる弁護士は山ほどいます。
そんな世界で
自分はどんな弁護士として
生きていくのか?
これまた長い間迷走を
余儀なくされたのです。
転機が訪れたのは
50歳手前で毎日ブログを
書き始めた頃です。
相変わらず自分は「何者か」で
迷走していた私は
毎日ブログを書くというこれまた
ストイックな「苦行」に自ら入っていく
という「M気質」を存分に発揮したのでした。
それまでの自分は
たとえば同業者の中で活躍している人がいる
自分よりも能力が高い人がいる
という事実に一喜一憂し
いわば他の人が気になって仕方がなかった。
しかし
毎日ブログを書く生活を始めると
そんな「余計なこと」を考えて
いるヒマがなくなります。
とにかく
今日書いたら
すぐ明日がやってきて
また明日もブログを
書かなければならない。
こんな生活を始めて1年ほど
365日毎日ブログを
書き切った頃のことです。
不思議なことに
あれほど気になっていた「優れた」
同業者のことがすっかり頭から離れ
まったく気にならなくなっていました。
365日毎日ブログを書くという
「苦行」をやり切った自分に
自信がついたのか。
毎日ブログを書くことを通じて
自分が本当にやりたい仕事や自分の軸が
はっきりしたということが大きかったのか。
いずれにしても
50歳も近くなって
ようやく若い頃から私が縛られてきた
過度な「承認欲求」や「自己存在欲求」
から自由になれた瞬間でした。
「何者か」になれた
という自負があるわけではありませんが
そもそもそんなことはどうでも
良くなりました。
自分が好きで
自分のできる仕事をして
人から喜んでいただく。
自分が「何者」であろうとなかろうと
こんな幸せはありません。
人間生きている限り
今でも様々な「悩み」は尽きませんが
少なくとも「迷う」ことは
非常に少なくなりました。
「不惑」はとうの昔に過ぎ去っていて
今さらという感じはしますが
年を取るのも悪いこと
ばかりではないですね。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。