大人になってからの
「勉強」は楽しいもの。
しかし、
最初から勉強好き、
という人はあまり
多くありません。
実は、
「勉強」が好きになるカギは、
「習慣化」にあります。
(今日の「棒人間」 「勉強」は辛い?)
<毎日更新817日目>
今の日本は、
世界でもトップクラスで、
大人が学ばない国、
になっているそうです。
すなわち、
仕事上必要なスキルの
習得などを除いて、
なんらの勉強をしていない人が
過半数いるとのこと。
こうしたことから、
日本の「国際競争力」の低下を
懸念する声が上がっています。
「国際競争力」といった
問題はさておき、
私が常々思うのは、
大人になってから自分でやる勉強は、おもしろいのに
ということです。
かくいう私も、
子ども時代は勉強が
嫌いでした。
「勉強がおもしろい」
などという感覚は、
大人になるまで
持てませんでした。
そもそも、
昔は「勉強がおもしろい」
と教えてくれる大人も
いませんでした。
「勉強」に関して、
昔私の母親がよく言っていた
言葉を思い出します。
決しておもしろいものではなく、
辛いものだけど、
大人になるために
必要だから我慢してやる、
それが「勉強」というものの
イメージでした。
しかし、
大人になって自分が
社会で働くようになると、
それはそれでいろいろな
ことに興味が出て
くるものです。
大人になってからの
勉強が良いのは、
学びたいことを自
分で選択できる、
という点です。
誰かから強制される
わけではなく、
自分で興味のあることを
探して学ぶことができ、
そこから新たな世界が広がる、
これが大人の勉強の
醍醐味でしょう。
ですから、
せっかく大人になって、
学ばない人が多い、
というのは、
とてももったいない
ことだと思います。
さりとて、
子どもの頃から
「勉強が楽しくて仕方がない」
という人は、
一部の例外を除いて、
あまりないのでは
ないかと思います。
私自身、
子ども時代は勉強が
嫌いな劣等生。
初めて勉強のおもしろさに
目覚めたのは、
20歳も過ぎて、
司法試験の勉強をしたときです。
しかし、
最初から法律の勉強が
楽しかったわけでは
ありません。
法律というのは
とっつきにくく、
難しいイメージが
ありますので、
やはり最初に慣れるま
ではだいぶ苦労しました。
それどころか、
長時間勉強するという習慣が
ありませんでしたので、
最初の頃は机に一定時間
座っているだけでも
苦痛でした。
しかし、
それでも勉強を続けているうちに、
少しずつ長く勉強できる
ようになってきて、
勉強の中身も
おもしろくなっていきました。
受験時代のピーク時は
毎日1日12時間以上は
机に向かっていましたが、
苦になりませんでした。
そんな私の体験から思うのは、
「勉強」というのは、
やはりしんどいものでは
あります。
「勉強」のおもしろさに
気づくためは、
ある程度「勉強」をやって
みなければわからない、
というところがあります。
その辺が、
いわゆる「娯楽」とは
違う点です。
「娯楽」は最初から
楽しいですよね。
だから、
始めるのに苦痛は
ありません。
しかし、
「勉強」は、
そのおもしろさに気づくために、
最初はある程度の「苦痛」に
耐えるというプロセスが
どうしても必要です。
この「苦痛」に耐える
プロセスというのは、
「習慣化」と置き換える
ことができます。
すべからく、
「勉強」は「習慣」だと
言う人がいます。
私もまったく同感です。
「勉強」の楽しさに
気づくためには、
まず「習慣化」が必要だ
ということです。
「勉強」とは、
本来おもしろいものです。
新たな知識や情報が得られ、
それによって自分の視野や
世界が広がります。
いくつになっても、
学ぶことは自分の
成長につながります。
学ぶことによって、
自己肯定感も高まります。
50歳になった今でも、
「学び」は楽しくて
仕方がありません。
しかし、
私自身は「勉強」が
おもしろくなるまで、
ずいぶんと回り道をしました。
私の息子には、
できれば私のような
「回り道」をせずに、
もっと早く「勉強」の
おもしろさに気づいて
もらいたいと思っています。
ただ、
小学1年生の息子に、
「勉強」のおもしろさを
教えようと思っても、
なかなか伝えられるものでは
ありません。
そこで、
まずは「習慣化」です。
小学校に入ってから、
毎朝10分(休みのときは20分)、
一緒に勉強をしています。
算数は計算を中心に、
国語は読み書きを
中心にといった感じです。
息子も最初はかなり
「抵抗」していました。
そりゃあ、
子どもですから
「勉強」するよりも、
ポケモンのYouTubeを
見る方が楽しいのです。
しかし、
そこは何とかなだめすかし、
時には利益誘導しながら(笑)、
毎朝少しずつ勉強しています。
そうすると、
そのうち息子も嫌がらなく
なってきました。
もちろん、
まだ「勉強」が好きと
いうには程遠いですが、
少しずつ「勉強」に対する
「抵抗」がなくなって、
「習慣化」しつつあるのかなと。
「勉強」が「習慣化」し、
「勉強」が好きになると、
これは大人になってからも
一生の財産になります。
そう考えると、
これほどコスパの良い
「投資」もないかも
知れませんね。
勉強を「習慣化」して、
「勉強」が好きになることで、
豊かな人生を送りたいものですね。
それでは、
また。
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今回は、損害賠償を請求する、という場合に、まず「損害」というのは一体なんなのか?そんなテーマでお話しています。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。