ついに弁護士もロボットに任せる時代が
やってきた?
AIやロボットに負けないためには、
何が必要なのか?
今日はそんなことを考えてみました(^ ^)
(ロボット鉄人28号とツーショット)
<毎日更新635日目>
アメリカで今年の2月、
交通違反の裁判の被告側の弁護を、
なんとロボット弁護士が務めることに
決まった、との報道がありました。
最初、虚構新聞かと思いましたが、
そうではないようです(笑)
米国を拠点とするDoNotPayは、
人工知能(AI)を用い、
日常の法律手続きの文書作成や申請を
支援してくれる「ロボット弁護士」を
提供するスタートアップ企業。
今回、このDoNotPayが提供する
「ロボット弁護士」が法廷に立つことに
なったそうです。
DoNotPayのCEOである
ジョシュア・ブラウダー氏は、
この「ロボット弁護士」を使って
と考えているそうです。
彼の究極の目標は、
被告がコストを抑え、
DoNoPayのロボット弁護士が、
人間の弁護士に完全に取って代わる
ことだそうです。
彼は、
と語っているそうです。
う〜ん、
考えさせられますね。
弁護士などの士業も、
いずれはAIに取って代わられる
職業だと言われていました。
ただ、
そうは言ってもまだまだ危機感は薄く、
ずいぶん先のことだろう、
くらいの感覚しかありませんでした。
また、日本の法律では、
ロボットが弁護士の業務を行ったり、
法廷に立つことは認められていません
(というか、そんなこと全くない想定されてません)。
しかし、
こういうニュースを聞くと、
意外にもそういう時代が早く来る
かも知れませんね。
私はそれほど多額の請求はしない、
良心的な弁護士ですが、
それでも「ロボット弁護士」に
いろいろ頼んだ方が安い、
ということになれば、
価格競争では「ロボット弁護士」には
勝てません。
もし世の中に「ロボット弁護士」が
普及したら、生身の人間の弁護士は
生き残る道があるのか?
私は、
人と人との関係性の中で仕事を
していくしかないかなと思っています。
さすがに、
文章のコピペで多額の請求をするような
仕事の仕方はしていませんが、
そういった事務作業的な仕事に
頼っていると、「ロボット弁護士」に
駆逐されてしまうでしょう。
事務作業や手続きは、
AIの方が優秀に決まっています。
しかし、
弁護士の仕事というのは、
それだけではありません。
いわば、コンサルティング業務の
要素も多いので、依頼者との間で
人間的な信頼関係を作るということが
とても重要になってきます。
何かあればすぐにこの人に相談したい、
この人に相談すれば安心、
と思ってもらえる必要があります。
いわば、
お客さんに自分のファンになってもらって、
と思ってもらえる存在に
なれるかどうか?
何を買うか?
ではなく、
誰から買うか?
が重要な時代です。
どんなビジネスもそうですが、
その辺がAIやロボットに負けない
ための1つの方向性なのでは
ないかな、と思っています。
というわけで、
今日のポイントは
ということです。
しかし、
ロボット弁護士が法廷に立つ姿って、
どんなものなのでしょうか?
一度ロボット弁護士の法廷を
見てみたい、
と興味をそそられますね(^ ^)
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今回は、中小零細企業が押さえておきたい個人情報保護法、というテーマでお話しています。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。