「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

持つべきものは、「異業種の友だち」という話

弁護士業界

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同業者とばかり付き合っていませんか?

 

 

それも悪くないですが、異業種の友人を持つと、

自分が気づけないところを気づかせてくれる

ことがあります。

 

 

自分が今まで気づいていなかったけど、異業種の友人の

ひと言で救われた、そんなこともあるんです(^ ^)

 

 

 

(異業種の仲間との勉強会兼忘年会@横浜万葉倶楽部・2021年12月)

 

 

<毎日更新558日目>

なんかとっても疲れる、その原因は?

最近なぜか、仕事をしていてとても疲れることが

あります。

 

 

特に、裁判とか、調停の期日が終わると、なんとなく

グッタリしてしまう。

 

 

私ら弁護士の仕事は、他人さまの紛争ごとを扱います。

 

 

紛争を解決するのがその使命、とずっと思っていて、

仕事もそれなりに好きな方だと思っていたのですが、

なぜか仕事をしているととても疲れる。

 

 

なぜこんなに疲れるのか、もう歳なのか?

 

 

いろいろ考えていて、ちょっと思い当たる節が

ありました。

 

 

数ヶ月前に、まったく異業種の先輩と飲んでいた

ときのこと。

 

 

この方が私に、

 弁護士というのは、人の負の側面を多く扱うので、知らず知らずのうちに自分も負のオーラに巻き込まれないように、注意が必要ではないか?

との趣旨のことを言われたのです。

 

 

確かに、弁護士という仕事は、トラブルや不安を抱えている

人の案件を扱います。

 

 

私は、世の中の仕事には、幸福産業と不幸産業の2種類があると考えています。

 

 

幸福産業というのは、プラスマイナスゼロから、人をプラスに引き上げる仕事。

 

 

他方で、不幸産業というのは、マイナスの状態にいる人を、なんとか

プラスマイナスゼロまで戻そうとする仕事。

 

 

図にすると下記のようなイメージです。

 

 

もともとマイナスのところにいる人を相手にしなければ

ならないのが弁護士という仕事。

 

 

たしかに、この仕事にどっぷりと浸かっていると、

いつしか弁護士自身もマイナスのゾーンに入ってしまう、

そんなこともあるかも知れません。

 

 

最近の私のなんとも言えない「疲れ」の正体は、

こういうことだったのかも知れません。

 

 

 

 

異業種だから見えること

しかし、私も弁護士を20年近くやってきて、

それなりに自分はプロだという自負があります。

 

 

弁護士は「マイナス」の状態にいる人を扱う仕事。

 

 

それは当たり前で、

プロなんだから自分がマイナスゾーンにはまることなんかない!

そんな風に思い込んでいました。

 

 

というか、当たり前すぎてそんなことを意識することもあまりなく、

同業者どうしの会話でもそんな話はめったにしません。

 

 

しかし、異業種の人は見え方が違うんでしょうね。

 

 

上記の先輩は、見事に弁護士という仕事の本質、

特に必然的に陥りがちな負の側面を見抜き、

私の教えてくれたのです。

 

 

よく考えてみれば、弁護士は

他人のストレス請負業だ 

なんて言われていて、下手をすると紛争を抱えた人の

ストレスのはけ口になってしまうこともあります。

 

 

私の知人の同業者でも、メンタルを病んで休業したり、

アルコール依存症になってしまった人もいます。

 

 

しかし、人間はとかく、

自分のことは自分が一番わかっている!

と思いがちです。

 

 

自分の業界のことも、長年仕事をしているのでよくわかっている、

つもりになっています。

 

 

しかし、なかなか自分自身で、あるいは同業者とばかり

つるんでいては気付けない側面、というものが必ずあります。

 

 

そんな部分に気づかせてくれるのは、やはり異業種の友人

なんですね。

 

 

異業種の友人知人は、ほんとうにありがたい存在だと改めて

感じた次第です。

 

 

 

 

 

まとめ

というわけで、

今日のポイントは

 

 異業種の友人は、自分が気づかないところに気づかせてくれる!

ということです。

 

 

さて、じゃあ弁護士がマイナスゾーンに

はまってしまわないために、どうしたら良いか?

 

 

私にとっての1つの方向性は、紛争解決の仕事

だけではなく、いわゆる「紛争予防」の仕事に

力を入れていくことです。

 

 

私がこのブログでもよく言っている、

私の弁護士としての使命は、中小零細企業のトラブルを

「裁判しないで解決」すること!

というアレです。

 

 

物ごとは、トラブルが深刻化して「裁判沙汰」になって

しまったものを解決するのはとても大変です。

 

 

それよりも、あらかじめトラブルを予防して、

「裁判沙汰」にならないように日頃から対策を練る、

実はこちらの方がはるかに楽で、時間もコストも節約できるんです。

 

 

また、弁護士にとっても、紛争を予防するための活動というのは、

とてもやりがいのあるものでもあります。

 

 

そんなわけで、これからも中小零細企業の「裁判沙汰」を

なくすために、日々ブログを書き続けたいと思います(^ ^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新動画 

顧客からの過度のクレームなどのカスタマーハラスメント、すなわちカスハラが今社会問題となっています。 今回は、利用規約を使ったカスハラ撃退法というテーマでお話ししています。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、午前中は自宅マンションの理事会に出席。
お昼は息子と2人で餃子の王将へ。息子はここの醤油ラーメンが大好物です。
その後は、久しぶりに父親のお墓参りに行ってきました。

 

 

 

 

 

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裁判しないで解決する
ノーリスクプロモーター

                               
名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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