
後世に名を残す作品を生み出した大天才。
しかし
こうした人たちこそ
成功の影に大量の「駄作」「ガラクタ」を
生産しているという事実があります。
大切なことは
打率よりも
多くの打席に立つ
ということなのです。
(今日の「棒人間」 打席に立つことは大切??)
<毎日更新1474日目>
もうかれこれ4年以上
毎日このブログを書き続けています。
書いてきた記事は
1500記事近くあります。
ところが
これまで過去に書いてきた
記事を分析してみると
おそるべき事実が発覚します。
それは
この4年間で
一番読まれた記事はほぼほぼ
上位5つの記事に偏っているということ。
つまり
極論すれば
1500近い記事の中で
上位の5記事がよく見られ
その他の大量の記事は
それほど見られていない。
これだけ長く書いていると
そこそこブログのPV数も上がってきますが
そのPV数の大半は
上位5記事が稼ぎ出している
という事実です。
まぁ
あまりPV数を気にしても仕方ありませんが
なんと言いますか
毎日書いている身としては
これだけ書いて見られているのは5記事
というのはちょっと衝撃ではあります。
しかしこれ
実は普遍的な法則のようなものが
ありそうです。
先日読んだ山口周氏の「人生の経営戦略」
という本ですが
これがおもしろくて
自分の中では久々にヒットとなる本でした。
この本の中で
成功するためにはとにかくたくさんの
アウトプットを出すことの
重要性が書かれています。
私のブログごときと
比較すること自体恐れ多いですが
過去の歴史において多くの天才たちが
生み出してきた「創作」にも
まったく同じことが言えます。
具体的には
たとえば過去の偉大な芸術家や発明家は
「質」だけではなく
「量」においても実にハンパない
実績を残している。
ピカソは2万点近い作品を残しているし
アインシュタインは約300本の
論文を書いている。
バッハも1000曲以上の作品を作曲し
エジソンは1000件以上の
特許を申請しています。
つまり
高い水準の「質」を生み出している人は
同じく最も高い水準の「量」を
生み出しているという法則がある。
なんか常識的な感覚では
質を求めれば量が犠牲になり
量を求めれば質が犠牲になる
そんなイメージがありますよね。
しかし
そうではなく
むしろ量を求めることで
同時に質も求めることが
できるということです。
そして
おもしろい指摘は
こうした天才たちがもっとも
優れたアウトプットを出す時期は
同時にもっともダメな作品が
生まれる時期でもある
ということです。
たとえば
アインシュタインの残した300の論文の
ほとんどはものにならなかったそうです。
バッハの残した1000曲以上の曲のうち
今でも演奏されているのは
定番の30〜50曲程度。
エジソンの取得した
1000件以上の特許のうち
実際にビジネスで実用化されたものは
10〜20程度だそうです。
そういえば
漫画の神様と言われる手塚治虫も
生涯で600以上の作品を残していますが
そのうちヒットしたのはせいぜい
20〜30くらいの作品でしょう。
つまり
天才と言われる人でさえ
ごく一握りの成功の影に
大量の「ガラクタ」を
生み出しているのです。
このことはなにを意味するかというと
成功者は多くを生み出したから成功した
という面があるわけです。
つまり
「量」がとても重要であり
「量」を生み出すからこそ
成功する確率が高まる
ということです。
これはなんか少し勇気が出てきますね。
大天才でも
生涯残した作品の中で成功したのはごく一握り
残りの大半はいわゆる「駄作」の山だったのです。
でも
その大量の「駄作」「ガラクタ」を
日々生み出していたからこそ
後世に名を残す大成功作品が
生まれたわけです。
ですから
やはりよく言われるように
大切なことは「打率」ではなく
少しでも多く打席に立ち続ける
ということなのです。
この本がさらにおもしろかったのは
挑戦し続けていれば
「失敗し続ける」ことは
意外に難しいということ。
たとえば
打率1%の人が1打席でヒットを
打つ確率はもちろん1%。
ところが
この人が100打席立てば
ヒットが出る確率は63.4%
にまで上がるわけです。
これがさらに
打率が1割になれば
100打席立って一度もヒットが
出ない確率は0.1%以下となり
「ほぼ確実にどこかでヒットが出る」
ということになります。
ですから
やはり大切なことは打席に
立つ数を増やすこと。
日々チャレンジし続ける
ということですよね。
そして
これは誰でも意識して行うことができる
成功に近づく行動ということになります。
そんなわけで
というわけでもないですが
これからも日々大量の
「ガラクタ」を量産すべく
私もこのブログを書き
続けようと思います(笑)。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
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中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。