
矢沢永吉さんと言えば
日本を代表するロックスター。
70歳をすぎて
今なおステージで歌い続け
現役で活躍されています。
ただ、実は
永ちゃんには冷徹なビジネスマン
としての側面もありました。
(今日の「棒人間」 ロック魂??)
<毎日更新1510日目>
矢沢永吉の音楽を初めて聞いたのは
たしか中学生の頃だったと思いますが
その時は
としか思いませんでした。
しかし
その後高校時代の途中くらいから
なんかこの永ちゃんの音楽が良くなってきて
ファンになりました。
矢沢さんは
もう70代ですが
まだ現役を続けるロックスター。
高校時代に読んだ
永ちゃんの自伝「成り上がり」
もおもしろかったけど
その後に書いた「アー・ユー・ハッピー?」
という自伝の方がもっと好き。
「成り上がり」は
まぁ永ちゃんが広島から横浜に出てきて
デビューして成功するまでの物語。
でも
「アー・ユー・ハッピー?」の方は
その後、離婚したり
35億円騙し取られたり
どん底から復活したりといった
永ちゃんの人間臭い人生が描かれていて
興味深いんです。
永ちゃんの曲の中では
私は80年代の曲が圧倒的に大好き。
ゴールドラッシュ
ニューグランドホテル
共犯者
ラストシーン
時間よ止まれ
逃亡者
などなど
この時代は大好きな曲が
たくさんあるんです。
情熱的なロック音楽をたくさん
排出してきた永ちゃん。
しかし
実は永ちゃんには
ある種冷徹な「ビジネスマン」
としての側面もあるのです。
キャロル時代にレコード会社と
4年間の専属契約をしていたそうですが
その内容は通常より長期で
バンド側の取り分が最低レベルの
印税率だったそうです。
そこで
永ちゃんはキャロル解散後
ソロになってから
正当なギャラをもらえるように
レコード会社とハードな交渉をします。
そして
永ちゃんは
当時新人アーティストとしては異例の
有利な条件でレコード会社と契約します。
具体的には
印税率や契約期間などで従来よりも
アーティストに有利な条件を勝ち取り
さらに自身の楽曲の著作権や肖像権を明確に
自身の側で管理する体制を整えたとのこと。
このエピソードは
当時アーティストの権利がきちんと
確保されずに搾取されていた
日本の音楽業界において
前例のない革新的な成果でした。
このことがきっかけとなり
その後に続くアーティストの
権利が確立していったのです。
しかし
こうした永ちゃんの「ビジネスマン」
としての手腕に対し
批判的な意見もありました。
当時は
という風潮も根強かったとか。
永ちゃんに対して
などと批判の声も
少なくなかったそうです。
しかし
永ちゃんは
こうした批判にひるむ
ことはありませんでした。
永ちゃん曰く
いやぁ
かっこいい
しびれますね。
永ちゃんは言わば
「自分の信じるロックの道を突き進むこと」と
「正当な報酬を得ること」を両立させたわけです。
実はこれ
あらゆるビジネスに共通する
大事な本質的要素です。
私のブログの師匠である板坂裕治郎さんは
これを
と表現しています。
私の好きな
二宮尊徳の
という格言にも通じます。
「想い」がなく
単なる金儲けに走っては
やはり社会に害悪をもたらす
「犯罪」となってしまう。
しかし
「想い」ばかりで
「経済」の土台がなければ
活動を持続することもできず
それは「寝言」に終わってしまうのです。
情熱的なロックスターとしての側面と
ある種冷徹なビジネスマンとしての
側面をバランスよく持っている。
これが
70歳をすぎてもなお
永ちゃんが日本を代表するロックスター
として現役で活躍し続けている
原点なのだと思います。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。