
東京の離島を巡回して
島民の方を対象にした無料法律相談を
行う活動をもう20年やっています。
今回は
その活動の一環で
東京の南の島
神津島に行ってきました。
(今日の「棒人間」 離島を目指す??)
<毎日更新1601日目>
昨日まで
東京の南にある離島
神津島に出張してきました。
神津島というのは
本土から約180キロ
離れた伊豆諸島の1つで
あくまで都道府県は
「東京都」の中にあります。
人口は約2000人ほどの島で
海がとてもキレイで
ダイビングでも有名な
スポットでもあります。
この神津島もそうですが
東京都内には
ほかにも小笠原や大島、
三宅島や新島などの
いわゆる島嶼部(とうしょぶ)があり
ここにはほとんど
法律家がいません。
法律家がいない地域のことを
「司法過疎地」などと
言うことがあります。
法律家がいないので
何かトラブルが起きても
「法律」というルールに
のっとった公正な解決が
必ずしも望めない
場合があります。
弁護士などの法律家に
相談したくてもできない環境なので
泣き寝入りを強いられる人も
出てきてしまいます。
そんな東京の「島」の現状を
なんとかしようという活動を
もう20年くらいやっています。
具体的には
司法過疎サポートネットワーク
というNPO法人の理事をしています。
この団体
何物かと言いますと
弁護士とか司法書士とか税理士
などの士業の仲間が集まって
東京都内の司法過疎地を巡回して
無料法律相談会を
開催する活動をしています。
その「無料相談会」が
神津島で開催されたため
私も相談員の1人として
今回神津島に行って
きたわけです。
現地での相談会は9月19日(金)に開催。
今回は
その前日の晩の船で神津島に向かいました。
夜の22時に神津島に向かう
「さるびあ丸」が浜松町の竹芝桟橋を出発。
この季節の船旅は
部屋からデッキに出て
気持ちの良い海風に当たりながら
一杯飲めるのが嬉しいですね。
一緒に行ったお仲間とデッキで宴会。
船もほとんど揺れず
快適でした。
そのまま夜行船に乗って
翌日午前10時に無事神津島の
前浜港に到着。
その足で相談会場である
開発総合センターに向かい
そちらで午前10時30分から
夕方17時まで相談会でした。
今回は
税理士1名、司法書士2名
弁護士1名(私)の4人の相談員で対応。
結構多くの方にご相談に来ていただきました。
やはり
相続や不動産絡みのご相談が多かったですね。
お昼は近くのスーパーで
買ってきたカツ丼弁当を会場で。
カロリー高めですが
おいしくていつもこれを
食べてしまうんですよね。
夕方まで相談会を行い
その後は島の温泉保養センター
へ行って一風呂。
旅の疲れを癒します。
その後は
いつも定宿にしている
民宿「まつよし」へ。
夕食は
いつもお馴染みの金目鯛の煮付けなど。
おいしかったですね〜。
一緒に相談会に行ったメンバーで宴会。
盛り上がりました。
実は
今回気がかりだったのが
帰りの天候。
帰りは飛行機で帰る予定だったのですが
神津島の飛行機はいわゆるセスナ機で
有視界飛行。
なので
風には強いですが
雨天などで視界が悪い状態だと
欠航になる可能性が高いのです。
実際私も過去
神津島に来たときに
飛行機が欠航になり
予定の日に帰れなくなった
ことがありました。
こういうとき
何より確かな情報は
天気予報よりも島民の方の意見。
多少天候が悪くても
島の人が「飛ぶ」と言ったら
まず間違いなく飛びます。
島民の方の長年の勘は
侮れないものがあります。
ただ
今回は島
民の方に聞いても
という煮え切らない意見。
こういうときは
結構危ない可能性が高い。
飛行機が欠航になり
また船で時間をかけて帰ることも
一時は覚悟しました。
しかし
私は普段の行いが良いのか
紆余曲折ありながら
なんとか第1便の飛行機が飛ぶことに。
空はかなり厚い雲に覆われていましたが
なんとか神津島脱出に成功。
約45分のフライトで
東京の調布の飛行場に到着します。
飛行機の窓から
調布の街が見えたとき
良かったな〜と安堵しました。
島に通っていると
少なからずこういった予定通り
帰れないリスクに遭遇します。
離島に通って活動するということは
そういうことなんですね。
これからも
「帰れないリスク」にめげず
島に通い続けたいですね。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
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中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。