「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

東京にある「司法過疎地」神津島で考えたこと

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「東京に司法過疎地がある」と聞いて

ピンとくるでしょうか。

 

 

実は

同じ東京都の中にも

法律家にほとんどアクセス

できない地域があります。

 

 

その一つが

今回訪れた「神津島」です。

 

 

 

(今日の「棒人間」 世間の目が気になる??)

 

<毎日更新1810日目>

通算34回目を迎えた神津島「くらしの総合相談会」

 

またまた「神津島」に行ってました。

 

 

 

何しに?って

遊びじゃないですよ。

 

 

神津島というのは

本土から約180キロ

離れた伊豆諸島の1つで

 

 

あくまで都道府県は

「東京都」の中にあります。

 

 

人口は約2000人ほどの島で

海がとてもキレイで

 

 

ダイビングでも有名な

スポットでもあります。

 

 

この神津島もそうですが

東京都内には

 

 

ほかにも小笠原や大島、

三宅島や新島などの

いわゆる島嶼部(とうしょぶ)があり

 

 

ここにはほとんど

法律家がいません。

 

 

法律家がいない地域のことを

「司法過疎地」などと

言うことがあります。

 

 

法律家がいないので

何かトラブルが起きても

 

 

「法律」というルールに

のっとった公正な解決が

 

 

必ずしも望めない

場合があります。

 

 

弁護士などの法律家に

相談したくてもできない環境なので

 

 

泣き寝入りを強いられる人も

出てきてしまいます。

 

 

そんな東京の「島」の現状を

なんとかしようという活動を

もう20年くらいやっています。

 

 

具体的には

司法過疎サポートネットワーク

というNPO法人の理事をしています。

 

 

この団体

何物かと言いますと

 

 

弁護士とか司法書士とか税理士

などの士業の仲間が集まって

 

 

東京都内の司法過疎地を巡回して

「くらしの総合相談会」と称する

 

 

無料法律相談会を

開催する活動をしています。

 

 

この相談会に私も相談員として参加。

 

 

今回は

私のほかに司法書士1名

税理士1名の3名の相談体制。

 

 

この神津島での「くらしの総合相談会」も

今回でなんと34回目を迎えました。

 

 

 

 

 

 

「みんなが顔見知り」という特殊な世界

「神津島」のような

いわゆる「離島」においては

 

 

なかなか普通の常識では

考えにくい特殊な事情

というものがあるものです。

 

 

人口が2000人くらいしかいなくて

しかも「島」というある意味

隔絶された地域。

 

 

2000人というと

まぁちょっと大きな学校の

全校生徒くらいの人数ですね。

 

 

ですから

みんな知り合い

というわけではなくても

 

 

なんとなく知った顔ばかりの世界

ということになります。

 

 

何が言いたいかというと

都会のような「匿名性」が

ないということです。

 

 

誰と誰が仲が悪いとか

誰が離婚した

 

 

誰のうちの子どもが

ちょっと問題児とか

 

 

そんなプライベートな事情は

島中の人が知っている。

 

 

嫌な話ですが

スーパーで誰それが

 

 

を買っていたとか

そんな噂もすぐ広まります。

 

 

常に誰かに何となく

監視されている社会

 

 

と言い換えることが

できるかも知れません。

 

 

そんな世界では

世の中のルールとか

 

 

常識とかそういったものが

通用しないことが多々あります。

 

 

そうした世界では

往々にしてその地域の有力者とか

 

 

力の強い人の意見が

通りやすくなります。

 

 

理屈の問題ではなく

そうした有力者に逆らうと

 

 

事実上その地域では

生きていけなくなります。

 

 

今どきそんな理不尽な世界があるのか

と思われるかも知れませんが

 

 

それが「匿名性」のない社会の

現実なのです。

 

 

もっと極端な言い方をしますと

「法の支配」というものが通用

しにくい社会と言っても良いでしょう。

 

 

こういう社会では

必ず声をあげられずに抑圧

されている人がいるものです。

 

 

そうした人は

悩みがあってもどこにも

相談できない。

 

 

まして

島には法律家がほとんどいない

 

 

「司法過疎地域」ですので

尚さらです。

 

 

 

 

 

 

なぜ行き続けるのか?

 

だからこそ

そんな社会の外部にいる法律家が

おせっかいで訪れて

 

 

そんな島の人たちの相談相手に

なることは意味があると

思っています。

 

 

上記のような人間関係の濃い

特殊な世界ですので

 

 

やはり外の人間にしか相談できない

という人が必ずいます。

 

 

島の外部にいる法律家が

法といういわば客観的な基準に照らして

 

 

正しいこととそうでないことを

きちんと示す。

 

 

これが実はかなり重要なのでは

ないかと感じています。

 

 

もちろん

外部の法律家がたまに

チョロチョロやってきて

 

 

相談に乗ったくらいでこういった

社会の特殊性が克服されるほど

甘くはありません。

 

 

ですが

やはり定期的に

 

 

そして継続的に通い続けることには

意味があります。

 

 

いろいろ理不尽なことはあるけれど

一応外部の専門家に相談する

チャンスがある。

 

 

これだけでもやはり違うものです。

 

 

相談して客観的に正しい筋道を

ある程度知ることができる。

 

 

そうしたことの積み重ねが

島の人たちが自分の権利をきちんと

守ることにつながっていきます。

 

 

そんな想いでこの島に

通い続けて20年。

 

 

私も含め

相談員のメンバーも歳をとってきましたが

 

 

これからも通い続けねばとの

想いを新たにするのでした。

 

(相談会終了後に宿泊先の宿で懇親会)

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

 

 

 

 

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活動ダイジェスト

朝から調布の新中央航空の飛行場へ。
セスナ機で調布から神津島まで約45分のフライト。
神津島で第34回「くらしの総合相談会」を開催。
夕方相談会が終わり、本日の宿である山下旅館別館へ。ここに泊まるのは10年ぶりくらいで懐かしかったです。
夜は楽しく宿で懇親会でした。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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