人は
理屈だけではなかなか
「心」を動かされません。
しかし
誰かの「物語」には
相手の警戒心を解き
記憶に残り
行動まで変えてしまう力がある。
そして特に人の心を強く動かすのは
挫折や失敗などの「ネガティブ」な
過去の「ストーリー」なのです。

(今日の「棒人間」 一生懸命「物語」を語る??)
<毎日更新1838日目>
先日
参加しているオンライン読書会で
扱ったこの本に魅了されました。
心に刺さる「物語」の力 ──ストーリーテリングでビジネスを変える

この本は
要するにビジネスにおいて
「ストーリー」を用いることの意義
効果を深堀りしています。
人間というのは
「物語」が好きです。
たとえば
営業マンが自社の商品やサービスの
メリットを一生懸命に説明する。
これは
論理的でいわゆる「左脳」を
フル回転させるもの。
しかし
いくら論理的に理路整然と説明されても
もともと関心のない人にとってみれば
そんな説明は時として「迷惑」に感じ
まったく「心」は動きません。
他方で
「ストーリー」というものは
やはり聞いた人の記憶に残りやすいので
「ストーリー」の効果は長続きしやすい。
これは
「ストーリー」というものが
聞く人の「右脳」に働きかけるものであり
優れた「ストーリー」は人の「心」を
動かすことができる。
この本には
それまで香水などまったく興味の
なかった著者の夫が
店員からその香水が開発されたプロセス
歴史、昔ケネディ大統領がこの香水を購入
したいきさつなどの「ストーリー」を聞かされ
この香水を購入するエピソードが
書かれています。
これが
優れた「ストーリー」が持つ抗しがたい力であり
この本ではこうした「ストーリーテリング」の
持つ力について非常にわかりやすく書かれています。
「ストーリー」というものは
見込み客との間の緊張感をほぐし
距離を縮める効果があります。
また
自社製品やサービスに関する
優れた「ストーリー」は
競合他社との「差別化」に有効であり
自社のブランドを後押しします。
はっきり言って
下手な広告を打つよりもよほど効果的で
ビジネスにおいて非常に大きな威力を
持っています。
そして
この本の中で興味深かったのが
実は多くの人は
自分自身が語るべき「ストーリー」を
持っていることに気づかないということ。
どういうことかというと
自分についての「ストーリー」は
ある意味当たり前すぎて
自分の中で陳腐化されていて
自分自身には「ストーリー」には
聞こえないということです。
つまり
多くの人にとって自分についての
「ストーリー」は
単なる自分の日常にしか
聞こえないということです。
ですから
「ストーリー」が大切だということはわかるが
自分には(あるいは自社には)特になにも
語るべき「ストーリー」などないと
誤解している人が多い。
しかし
自分にとっては単なる日常であり
陳腐化されていることでも
他者が聞けばそれは非常に
興味深い「ストーリー」である
ということは往々にしてあります。
そこで
自分には語るべき「ストーリー」など
何もないと諦めてしまうのは非常に
もったいない。
そうではなく
実は誰でも語るべき「ストーリー」を
持っているものであり
そうした「ストーリー」をきちんと
発掘することが大切なのです。
そして
そのためには
自分自身を深堀りする必要があります。
いわば
これまでの人生の「棚卸し」
をやってみる必要があり
たとえば自分の職務経歴リストや
住んだ住宅リストを作ってみる。
それに伴って
いろいろな記憶がよみがえり
それらはどれも優れた
「ストーリー」に変わる可能性がある。
ただ
この本でもう1つおもしろかったのは
この自分自身の深掘りで特に重要なのは
日の当たる部分よりも
「影」の部分を見つめることである
という部分です。
「他人の不幸は蜜の味」とはよく言ったもので
人間というのは他人の負の側面
「ネガティブ」な部分にこそ
興味を持つものです。
ですから
やはり効果的な「ストーリー」というのは
そういった「ネガティブ」な部分に光を当て
その「ネガティブ」な過去を
どうやって乗り越えたのか。
こういう「ストーリー」って
好きな人多いですよね。
これは
私の師匠であり
アホ社長再生プロモーターである
板坂裕治郎さんがよくいう

「ネガティブ」は最大の武器になる!
と共通するものだと思います。
この本の中でも、
と書かれています。
要するに
ニッチもサッチも行かない人生の
どん底期というのは
もうお先真っ暗
人生もう終わりかな
などと思います。
しかし
それを乗り越えることができれば
それは他人が非常に関心を持つすばらしい
「ストーリー」になります。
「終わり」にしか見えないことは
実は「始まり」であることが多い。
だからこそ
「ネガティブ」な過去から
逃げてはいけない。
そうではなく
「ネガティブ」な過去に向き合い
それを「浄化」したときに
それは誰にも奪われないあなただけの
「ストーリー」になるわけです。
とまぁ
そんな風にすっかり「ストーリーテリング」
というものに魅せられてしまった私は
自分も改めて「ストーリー」を
考えてみることにしました。
私がよく人から聞かれる質問の1つに
というものがあります。
そこで
この機会に、「ストーリー」として
まとめてみました。
長くなってすみませんが
興味のある方はもう少しだけ
お付き合いください。
なぜ私は弁護士になったのか?
世の中には、「弁護士」と聞くと、
子どもの頃から勉強ができて、品行方正で、エリート街道を歩いてきた人。
そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも、少なくとも私は、まったく逆の人間でした。
小学校低学年の頃は落ち着きがなく、小学2年生で習う「九九」を覚えるのもクラスでほぼビリ。
大学受験も散々で、受けた大学はほとんど不合格。
どうにか滑り込んだ駒澤大学法学部でも、法律の授業はまったく理解できませんでした。
結局、大学にもほとんど行かなくなり、バイトと遊びに明け暮れる毎日。
今振り返っても、「よくあの状態から弁護士になれたな」と思います。
そんな私が司法試験を目指した理由は、シンプルです。
「このまま終わりたくなかった。」
何者でもない自分。
勉強もできず、自信もなく、コンプレックスだらけだった自分。
そんな自分でも、本気で何かに食らいついたら、人生は変えられるのか。
それを試してみたかった。
当時は、いわゆる「旧司法試験」の時代。
「一部の天才しか受からない試験」と言われ、周囲からも、
「お前が司法試験?」 「正気か?」
そんな反応ばかりでした。
それでも私は、泥臭く、格好悪く、遠回りしながら勉強を続けました。
何度も自信を失い、周囲と比べて落ち込みながら、それでも諦めなかった。
今振り返ると、私は最初から「正義感に燃えて弁護士を目指した人間」ではありません。
むしろ、自分に自信がなかったからこそ、法律にしがみついた人間です。
でも、その「ポンコツだった過去」は、今の仕事につながっています。
私は、お客様に法律を説明するとき、いつも、
「今の説明は、昔の自分にも理解できるだろうか?」と自問しています。
だからこそ今、私が本当にやりたいのは、「裁判で勝つこと」だけではありません。
問題が大きくなる前に、経営者と一緒に悩み、一緒に考え、「裁判沙汰を予防する」。
昔の私は、ずっと「わからない側」の人間でした。
だからこそ今、「不安だ」「どうしたらいいかわからない」と悩む人の隣で、一緒に考えられる弁護士でありたいと思っています。
なお
最後までお読みいただいて本当に恐縮ですが
もしよろしければ、この私の「ストーリー」の
感想もいただけるとありがたいです。
一瞬で終わりますので
ぜひ^ ^
⬇️⬇️⬇️
私のストーリー「なぜ弁護士になったのか?」の感想をお聞かせください。
それでは
また。
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◾️裁判しないで解決するノーリスクプロモーター・弁護士 吉田悌一郎のプロフィール
◾️あなたの会社のトラブルを予防します〜あんしん法務ガード(顧問契約)
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Profile
中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。