「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

情報は複数集めて比較検討しないと誤る?弁護士選びも同じ

弁護士業界

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情報化社会ですが、

意外に入ってくる情報は

偏っている情報ばかり

だったりします。

 

 

判断を誤らないためには、

ある程度自分で汗をかいて

「情報」を自ら集める姿勢

が大切です。

 

 

 

(何から食べるか?選択肢たっぷりの「幕の内弁当」)

 

<毎日更新690日目>

情報化社会なのに、偏ってる??

情報化社会なので、

必要な情報はすぐに手に入る、

ような錯覚に陥ります。

 

 

実際、

今ほど情報に溢れた世の中は

ないでしょう。

 

 

しかし、

本当にいろいろな情報が

バランスよく手に入るかというと、

実はそれも難しい。

 

 

まず、

テレビというメディアは、

すでに多くの方が指摘しているように、

一定の方向にしたがった意見しか

流れない傾向にあります。

 

 

例えば、

コロナの報道でも、

危険性をあおって、

自粛しろ、マスクしろという

情報は氾濫していました。

 

 

しかし、他方で、

自粛生活は高齢者が寝たきりに

なるリスクが増大するとか、

マスクは感染予防には

あまり効果がないという

意見もありましたが、

こうした意見はほとんど

テレビでは報道されませんでした。

 

 

じゃあ、

インターネットはどうかというと、

今の時代多くの人が使っている

SNSはどうか?

 

 

むしろ今の時代は、

テレビや新聞ではなく、

多くの人はSNSを通じて

情報収集をしています。

 

 

しかし、

このSNSというのは、

割と自分に近しい人とか、

自分と価値観が似通っている人と

つながる傾向にあります。

 

 

ですから、

意外に自分の考え方とは違う意見など、

いわゆる「多様な意見」というものに、

あまり触れる機会が少ない。

 

 

自分の考え方とは違う「多様な意見」に

触れる機会がないと、

人間の思考力は間違いなく

低下します。

 

 

どんなに頭の良い人でも、

偏った情報しか与えられないと、

判断を誤るものです。

 

 

ですから、大切なことは、

自分に近しい意見だけではなく、

自分とは違う多様な意見に触れて、

多くの情報の選択肢を得た上で、

その中から考えて自分なりに

最適な答えを選択する、

という作業です。

 

 

そのためには、

やはり様々な情報を自ら集める、

という努力が欠かせないでしょう。

 

 

いくら情報化社会とはいっても、

誰かが情報を与えてくれるという

「受け身」の姿勢では、

偏った情報だけに流されてしまいます。

 

 

そして、

本当に自分にとって最適な情報を

選択することができなくなって

しまいます。

 

 

 

 

 

 

 

弁護士選びも「比較検討」が必要?

実は、

いろいろな情報を自ら集めて、

自分の頭で考えて主体的に選択する、

という作業は、「弁護士選び」でも

まったく同じことが言えます。

 

 

人間、

生きているとどんなトラブルに

見舞われるかわかりません。

 

 

突然交通事故に遭った、

親の相続できょうだいと揉めた、

妻から離婚を切り出されたなど、

いろいろあるわけです。

 

 

会社経営者も同じで、

信頼していた社員とトラブルが起きた、

取引先から売掛金の入金がないなど、

ある日突然、

何が起こるかわかりません。

 

 

「弁護士」という職業は、

何かあったときに仕方なく

お世話になるもの

(私から言わせるとそれがそもそもどうかと思うのですが)

というイメージでしょう。

 

 

ですから、多くの人は、

自分自身で解決不能なトラブルに

見舞われて初めて「弁護士」を

探します。

 

 

そこで、

多くの人のパターンは、

まず知り合いで「弁護士」のツテが

ないかと探します。

 

 

知り合いで「弁護士」を知っている人

がいれば、紹介してもらう。

 

 

ある意味、

「弁護士」に手っ取り早くたどり着くには

これが良いのかも知れません。

 

 

しかし、

気をつけなければならないのは、

その紹介してもらった「弁護士」が、

必ずしもあなたと相性が良いとは

限らないことです。

 

 

この辺が、

いわゆる「紹介」の落とし穴

なんです。

 

 

「紹介」なので、

お互いに「なんとなく合わないな〜」

と思っても、

紹介者のことを考えると、

ムゲに断ることができません。

 

 

しかし、

「紹介」だからと言って、

相性が合わない弁護士に頼むことは、

不幸の始まりです。

 

 

結局その弁護士が信頼できず、

頼んだ仕事もうまくいかない、

ということになりかねません。

 

 

ここでの問題点も、

「紹介してもらった弁護士」だけしか

選択肢がないこと。

 

 

本来であれば、

自分でいろいろと弁護士に関する

情報を集めて、比較検討する

作業が欠かせません。

 

 

この点、

今の時代はインターネットで、

弁護士もいろいろと情報発信を

しています。

 

 

その弁護士の経歴や実績、

顔写真など、

その気になればさまざまな情報を

入手できます。

 

 

そうして集めた複数の「弁護士」の

選択肢から、自分に最適だと思う

弁護士を選ぶべきです。

 

 

また、

実際に弁護士に会ってみてからの

「相性」のようなものも、

意外に重要です。

 

 

・自分の話をきちんと聞いてくれるかどうか
・「先生」然としていてなんか威圧的でとっつきにくい
・質問したことに丁寧に答えてくれたか、それとも嫌な顔をされたか
・説明がわかりやすいかどうか

などなど。

 

 

特に、

初回の面談などで感じた「違和感」って、

意外に後々まで尾を引くことが

少なくありません。

 

 

ちょっと変だな、

と感じたら、

面倒臭がらずに別の弁護士に

「セカンドオピニオン」を求める

ことも大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

というわけで、

今日のポイントは

 

 情報も弁護士選びも、偏った選択肢しかないと判断を誤る!

ということです。

 

 

やはり何かを判断するとき、

選択肢は多い方がいい。

 

 

そのためには、

情報も弁護士選びも、

人任せではなく、

ある程度自分で情報を集める

努力も必要ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新動画 

今回は、いわゆる36協定がないのに社員に残業をさせてしまったという事件を題材に、法律を知らなかったではすまされません、というテーマでお話しています。

 

 

 

 

 

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裁判しないで解決する
ノーリスクプロモーター

                               
名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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