「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

未来の理想像を具体化すると、今やるべきことが明確になる、というお話

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10年後自分はどんな暮らしを

していたいのか?

 

 

10年後に自分の会社を

どこまで成長させたいか?

 

 

これを具体的に考えると、

今やるべきことが明確になります。

 

 

しかし、そのとき、

将来に向けた会社の「守り」を

意識することも大切なポイントです。

 

 

 

(未来へ向かってまっしぐら、な子どもたち)

 

<毎日更新693日目>

「ミライ財務着眼点シート」を活用する?

先日、

私が所属する

日本キャッシュフローコーチ協会の

品川地域勉強会が、

リアルで開催されました。

 

 

「キャッシュフローコーチ」

というのは、

あらゆる経営数字を駆使して、

企業の発展に貢献する

コーチのことです。

 

 

この勉強会では、

企業により良いコンサルティングサービス

を提供するという観点から、

会員が日々研さんを

行なっているのです。

 

 

そして、

今回の勉強会の講師は、

企業経営者に

「ミライ財務コーチング」等の

サービスを提供している、

福岡の税理士の金田康弘さん。

 

 

ちょっと税理士の先生っぽくない

雰囲気ですが、

白いスーツに身を包んでいるのは、

世の中の「ホワイト企業」を

支援するという理念が

あるからだそうです。

 

 

そして、

今回の勉強会のテーマは、

「ミライ財務着眼点シート活用術」

というもの。

 

 

まず、

その会社の社長個人の10年後の

理想の暮らしを考えます。

 

 

たとえば、

10年後の自分の年齢や家族(子どもなど)

の年齢などを考え、

そのときに必要となるお金

(自宅のローン残高や子どもの教育費、

旅行や外食などの遊興費など)

を具体的に想定します。

 

 

そして、

それを実現するために、

収入をどの程度増やすことができるか、

無駄な経費などをどうするか、

収入も、本業の収入だけではなく、

投資をどうするかなどを考えます。

 

 

そこから、

その理想的な暮らしを実現

するために、10年後の会社が

どのようになっていなければ

ならないかを、

次に想定します。

 

 

理想の売上や利益、

従業員数、会社組織や取引先など、

これも具体的に想定してみます。

 

 

そして、

その10年後の理想像から逆算すると、

今何をやるべきなのか、

この1年、3年、5年といった

スパンで何をやらなければ

ならないのか、ということが

具体的に見えてきます。

 

 

この10年後から逆算する

という思考パターンは、

とてもおもしろいと感じました。

 

 

何となく日々の仕事に追われていると、

もう少し売上を増やしたいとか、

経費を整理したいとか、

漠然とは考えますが、

そのために何をやるべきかが、

一向に具体化しません。

 

 

それは、

将来どこに向かうべきかという

目標が明確ではないからでしょう。

 

 

逆に、

10年後の理想的な暮らし、

会社の理想像を具体的に想定することで、

今やるべきこと、

やらなければならないことも、

具体的に明らかになってくるのです。

 

 

 

 

 

 

御社の未来の理想像を考えるときに必要なこと

そして、

会社の10年後の理想像を考える

ときには、注意すべきことが

1つあります。

 

 

10年後にどの程度会社を成長

させたいのか、

売上をどう増やし、

社員を何人にするのか?

 

 

会社が大きくなるということは、

必然的に「守り」の部分の手当ても

忘れてはなりません。

 

 

たとえば、

「売上」の部分に関していうと、

取引先が増えれば、

「契約書」の内容をきちんと

整備しておかなければ、

トラブルのもとになります。

 

 

「社員」を増やした場合も

同じことが言えます。

 

 

「就業規則」や「雇用契約書」

は大丈夫か?

 

 

所定の労働時間や残業時間の

取り決めはしっかりできているか?

 

 

会社の「営業秘密」を守る

ルールづくりはできているか?

 

 

社員の有給休暇の制度や、

パワハラ・セクハラを

防止する対策は?

 

 

また、

会社が開発した新製品についての

商標権や著作権などの

知的財産権の手当ては大丈夫か?

 

 

などなど、

会社の成長に伴って、

いろいろと手当をしなければ

ならない「守り」の部分があります。

 

 

ところが、

私の経験からしても、

成長期にある会社の社長というのは、

会社を成長させる「攻め」の部分

にばかり目がいってしまい、

ついつい「守り」の部分は

後回しになりがち。

 

 

しかし、

「守り」の部分をおろそかにすると、

思わぬトラブルや「裁判沙汰」

に巻き込まれて、

会社の成長の思わぬ「足かせ」

になりかねません。

 

 

私の弁護士としての使命は、

中小零細企業のトラブルを

 「裁判しないで解決」すること

「裁判沙汰」を避けるためにも、

成長しているときこそ、

ときには立ち止まって

「守り」の部分をしっかりと

固めることが大切です。

 

 

ただ、

成長期にある経営者というのは、

とかく忙しいものです。

 

 

「攻め」も「守り」も

すべて社長1人が担う、

というのは無理があります。

 

 

そこで、

「守り」の部分はできるかぎり

専門家である弁護士に任せる、

という判断があっても良いかと

思います。

 

 

「守り」に不安があるという場合は、

遠慮なくご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

というわけで、

今日のポイントは

 

 会社の未来の理想像を考えるときに、「守り」を忘れてはならない!

ということです。

 

 

ところで、

冒頭のキャッシュフローコーチ

の勉強会で、

私も自分自身の10年後の

「お金」の問題について

考えてみました。

 

 

10年後はナント私は59歳で、

いわゆる「アラカン」。

 

 

しかし、

そのとき息子はまだ16歳・・・(泣)。

 

 

一番お金がかかる時期に

差し掛かります。

 

 

父ちゃん、

まだまだがんばらなきゃ、

ですね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新動画 

今回は、不祥事を起こして懲戒解雇になった社員に対して、さらに退職金を支給しない、という処分ができるかどうか、そんなテーマでお話しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

 昨日は、台東区で行政書士を開業している、私の司法試験受験予備校時代の友人とランチ。なんとこの人、今度歌手デビューする予定だというから驚きです。
午後は事務所に戻って仕事。
夕方からは、キャッシュフローコーチの同期の仲間と毎月恒例の勉強会。メンバーの1人が今度Kindleブックを出版するとのこと。
いろいろとチャレンジする仲間たちに恵まれて、私も大いに刺激を受けた1日でした。

https://teiichirou.com/206/

 

 

 

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裁判しないで解決する
ノーリスクプロモーター

                               
名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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