「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

やりたいことは今やろう、楽しみには「賞味期限」がある

最近読んだ本

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お金は人を幸せにする

ことができる「ツール」

ではありますが、

幸せそのものでは

ありません。

 

 

誰も、

お金を持ってあの世に

行くことはできません。

 

 

幸せな人生を送るためには、

いかに「体験」に投資

できるかです。

(今日の「棒人間」 楽しみにも賞味期限がある??)

 

<毎日更新992日目>

「定年になるまで我慢」ではすでに手遅れ??

 定年になったら、あちこち海外旅行がしたい、それまでの辛抱だ。

ところが、

いざ60歳ないし65歳くらいで

定年を迎える頃には、

すっかり体力が衰えて、

海外旅行はちょっと・・・。

 

 

国内の温泉旅行でいいか。

 

 

こんなことになりがちです。

 

 

先日、

「DIE WITH ZERO ゼロで死ね 

人生が豊かになりすぎる究極のルール」

という本を読みました。

人は、

お金を持ってあの世に

行くことはできません。

 

 

たしかに、

お金は人を幸せにする

ことができる「ツール」

ではありますが、

幸せそのものでは

ありません。

 

 

この本では、

人生とは、

経験の合計であり、

いかに一生の思い出に

残るような「体験」

ができるかが、

人の幸せを左右すると

書かれています。

 

 

ところが、

多くの人は、

この「体験」に投資することなく、

ひたすら将来の不安に備えて

お金を貯め込もうとします。

 

 

その結果、

預金通帳の残高は

増えるものの、

良い「体験」の機会を逃し、

資産を蓄えたまま

死んでいくことに

なります。

 

 

この本は、

そうならないために、

「どの年齢で、

どれくらい金を稼ぎ、

どれくらい楽しい

経験に金を費やすか」

ということが

書かれています。

 

 

そして、

なるべく死ぬときまでに

「体験」に投資して

お金を使い切って死ぬ

ことを推奨しています。

 

 

楽しみには、「賞味期限」があるという話

多くの人は、

今やりたいことがあっても、

「今はまだちょっとな〜」と言って、

楽しみを先送りする

傾向があります。

 

 

上記の「定年になるまでの辛抱」

というのもそうした発想です。

 

 

しかし、

人間の楽しみには、

「賞味期限」というものが

あります。

 

 

この本には、

そのことを象徴する

エピソードがいくつか

書かれています。

 

 

その1つは、

著者の友人が、

20代前半で金融機関から

お金を借りて、

3ヶ月仕事を休んで

ヨーロッパ旅行に

出かけるというもの。

 

 

3ヶ月かけて、

ヨーロッパの国々を

旅したその友人は、

旅を通じて様々な経験をして、

数多くの人と素晴らしい

出会いがありました。

 

 

そこで、

著者もその後お金を貯めて、

30歳の時に一念発起して

ヨーロッパ旅行に出かけます。

 

 

しかし、

30歳ではすでに

タイミングが遅すぎた、

といいます。

 

 

もうユースホステルに泊まり、

20代前半の旅人たちと

和気あいあい楽しめる

ような年齢ではなかった。

 

 

仕事でも責任ある

立場になっていたので、

旅行で何ヶ月も休暇を

取ることは難しかった。

 

 

つまり、

残念だが、

この旅はもっと若いときに

すべきだった、

と結論づけています。

 

 

他方で、

20代前半で貧乏ヨーロッパ旅行を

体験した友人は、

借金を背負ったものの、

一生に残る「体験」や「思い出」を

作ったのです。

 

 

いわば、この友人は、

お金では買えない、

かけがえのない「体験」を

得ていたわけです。

 

 

物ごとには、

やるべきタイミングがある

ということですが、

もう1つ象徴的なエピソードが

紹介されています。

 

 

著者の娘が小さかった頃、

よく一緒に「くまのプーさん」

の映画を見ていて、

著者もこの映画が好きで、

娘と一緒に何度も繰り返し

観ていたそうです。

 

 

ところが、

娘が10歳になった頃、

この映画を観ようと誘うと、

断られてしまいました。

 

 

どうやら、

もうこうした子ども向けの

映画は観たくないという

ことだったようです。

 

 

あらかじめこうなる

ことを知って入れば、

私はもっと娘と一緒に

この映画を観ようと

しただろう、

と書かれています。

 

 

しかし、

何かができなくなることの

正確な日付を、

事前に知ることは

できません。

 

 

これは、

私もすごく

よくわかります。

 

 

うちの息子は、

2歳から5歳まで、

ものすごい電車オタクでした。

 

 

休みの日には、

よく電車を乗りに

連れて行ったし、

鉄道博物館にも何度も

足を運びました。

 

 

あまりにの

めり込み方がすごいので、

これはてっきり大人になっても

「テッチャン」と言われる

鉄道マニアになるだろう、

と思っていました。

 

 

ところが、

終わりの日は意外に

あっさりやってきました。

 

 

息子が5歳の頃、

突然にして実にあっさり、

電車への熱が冷めて

しまったのです。

 

 

あのときの、

なんとも言えない

寂しい気分は、

忘れることができません。

 

 

山のように集めた

プラレールが、

今も自宅のクローゼットに

眠っています。

 

 

ただ、

私はできる限り息子の

電車に付き合いました。

 

 

それは良かったと

思っています。

 

 

あのとき、

仕事を優先して、

息子と電車に乗りに

いくことを後回しに

していたら、

おそらく一生後悔する

ことになったでしょう。

 

 

 

やりたいことを先送りしない

このように、

楽しみややりたいことは、

実は「賞味期限」が

あるのです。

 

 

今は仕事を優先して、

そのうち落ち着いたら

やろうと思っているうちに、

いつの間にか「賞味期限切れ」

になっていた、

ということに

なりかねません。

 

 

ですから、

とにかくやりたいことは

先送りしない、

ということが大切だなぁと、

改めて思いました。

 

 

特に、

私はすでに50歳ですので、

なおさらこのことを

意識しないと、

手遅れになってしまいます。

 

 

というのは、

お金から楽しみを

引き出す能力は、

年齢とともに

下がっていくからです。

 

 

若い頃は、

健康で体力がありますので、

貧乏旅行のように、

少ないお金で思い切り

楽しむことも可能です。

 

 

しかし、

いい歳をして

貧乏旅行をするのは、

体力的にキツいでしょう。

 

 

この歳で、

旅行をして楽しもうと思うと、

やはり若い頃よりコストが

かかるようになります。

 

 

さらに歳を取れば、

旅行自体が行けなくなって

しまう可能性もあります。

 

 

そんなわけで、

やりたいことは

なるべく今やる。

 

 

仮に今できなくても、

自分の「やりたいこと」を

きちんとブラッシュアップ

しておくことが必要です。

 

 

日々仕事や家事などに

追われて忙しくしていると、

つい自分が本当に

やりたいことを忘れて

しまいがちになるからです。

 

 

この本では、

「死ぬまでにやりたいことリスト」

を作ることを推奨しています。

 

 

「やりたいこと」を

ブラッシュアップしておけば、

それをいつ、

どのようにして実行するか

を考えるようになります

 

 

あと、

つくづく思うのは、

会いたい人には早めに

会っておく、

ということです。

 

 

よく、友人などと、

「今度会おう」とか、

「そのうち飲もう」と

挨拶代わりに言うことが

あります。

 

 

しかし、

冷静に自分たちの年齢を考えると、

「そのうち」とか言っているうちに、

永遠に会えなくなって

しまうことも十分あり得るのです。

 

 

このことも、

肝に銘じたいですね。

 

 

「そのうち飲もう」

と言われたら、

いや、そのうちじゃなくて、いつにする?

と約束して手帳に入れる。

 

 

これを徹底したいものです。

 

 

それでは、

また。

 

 

 

 

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最新動画 

今回は、契約書の見直しは必要か??取引先が個人から法人化した場合、というテーマでお話ししています。

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、午前中は息子の小学校の学校見学で、国語の授業を見学してきました。
お昼は、ニラもやし焼きそばを作ったら、意外に家族に好評で、息子は「おかわり」を連発していました。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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