「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

意外にデメリットが大きい「自宅で仕事」の闇と対策

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コロナ以降

オンライン化や業務の効率化が進み

 

 

私自身もずいぶんと自宅で

仕事ができるようになりました。

 

 

しかし

この「自宅で仕事」

 

 

意外にデメリットも大きいので

対策が必要です。

 

(今日の「棒人間」 「自宅で仕事」をサボる人)

 

<毎日更新1145日目>

「自宅で仕事」が可能になった背景

一昔前の弁護士の仕事スタイルは

とにかく事務所に行かないと仕事にならない

という側面が強かったです。

 

 

お客様との打ち合わせは

もちろん100%リアル

対面の打ち合わせ。

 

 

裁判も

電話会議という手続きはありましたが

 

 

基本はすべてリアルで

1回1回の裁判の期日のために一々

裁判所まで足を運ばなければなりませんでした。

 

 

会議もほぼ100%がリアルで

それも結構な時間が

取られていました。

 

 

さらに

担当している案件の書面作成

 

 

(裁判関係の書面、契約書

内容証明など交渉文書など)も

案件ごとに紙の分厚い記録が必要でした。

 

 

記録は基本的に事務所に

保管してありますし

 

 

案件によってはかなりの

分量になっていましたので

 

 

やはり書面も事務所に行って書く

というスタイルが一般的でした。

 

 

しかし

コロナによって

この状況はかなり変わりました。

 

 

お客様との打ち合わせも

裁判の手続きも

会議も

 

 

オンライン化が進みました。

 

 

さらに

クラウドを利用することで

 

 

必ずしも分厚い紙の記録がなくても

書面が作成できるようになりました。

 

 

そうなると

仕事は必ずしも事務所に

行く必要はなくなり

 

 

自宅でも十分に

できるようになります。

 

 

私も今では

 

 

1週間のうち約半分を事務所で

半分を自宅で仕事をするという

スタイルになっています。

 

 

 

 

「自宅で仕事」のメリットとデメリット

さて

それまでは事務所で

仕事をしていたものを

 

 

自宅でも仕事が

できるようになりました。

 

 

私が感じている「自宅仕事」のメリットは

次のようなものです。

 

 

自宅仕事のメリット

自宅で仕事ができるメリットは

いろいろありますが

 

 

まず何といっても

電車に乗らなくて良い

 

 

特に満員電車に乗る

必要がないという点です。

 

 

満員電車で往復の通勤をするだけで

ストレスが溜まりますし

疲れ果ててしまいます。

 

 

そこにエネルギーを消費するなら

もっと別のところに使いたいもの。

 

 

そして

出勤に要する移動時間が

無くなるのもメリットです。

 

 

それ以外にも

体力的に楽だとか

 

 

日中自宅で1人で仕事をしていると

とても集中できるという点があります。

 

 

それから

これは意外なメリットですが

 

 

自宅にいるので

家事や子育てと仕事が

両立しやすくなります。

 

 

私は

息子が今小学校2年生で

習い事の送迎などもあるため

 

 

平日の日中に自宅で仕事が

できることのメリットは

非常に大きいと言えます。

 

 

自宅仕事のデメリット

このように

一見メリットだらけのように

見える自宅仕事

 

 

意外にこれにも小さくない

デメリットがあります。

 

 

まず

通勤の必要がないという

メリットはあるものの

 

 

通勤がないことで身体を

使う機会が減ります。

 

 

東京で生活をしていますと

移動はほぼ電車と歩きです。

 

 

私の自宅から事務所まで

片道30分ですが

 

 

駅までの往復の歩きや

駅でエスカレーターを使わずに

階段を使ったりすれば

 

 

それなりに身体を使います。

 

 

車社会の地方と比較して、東京の人間は結構よく動くのです。

 

 

ところが

自宅仕事だとそれがなくなり

身体は楽ですが

 

 

下手をすると1日自宅にこもりきりで

全然動かなくなってしまいます。

 

 

私は

毎朝体重計に乗るようにしていますが

 

 

1日自宅で仕事をしていた日の翌日は

たいてい体重が増えています(笑)

 

 

さらに

自宅仕事は集中できる反面

 

 

自宅にこもりきりで刺激がなく

下手をするとダレやすい

という側面があります。

 

 

事務所と違って「他人の目」が

まったくありませんので

 

 

極端な話サボろうと

思えばサボり放題です。

 

 

自宅仕事で効果を上げるには

やはり自分を律する

力が欠かせません。

 

 

それから

事務所に行かない日が続くと

 

 

事務所のスタッフや他の弁護士との

コミュニケーションが疎かになる

という側面は否めません。

 

 

そこはあくまで

私1人だけで仕事をしている

わけではありませんので

 

 

やはりバランスを考える

必要があります。

 

 

 

 

 

 

まとめ(対策)

こんな風に

意外にデメリットも

大きい「自宅仕事」

 

 

その対策は

やはり「バランス」かと思います。

 

 

自宅仕事は確かに便利で

ストレスも少ないですが

 

 

あまりやりすぎるといろいろと

支障が出てきます。

 

 

そこで私がやっているのは

在宅と出勤のハイブリッド型。

 

 

半日自宅仕事

半日事務所で仕事

がちょうど良い気がします。

 

 

この点

満員電車にはやはり乗りたくないので

通勤時間帯を避けて

出勤するようにしています。

 

 

定期券も

通勤時間帯に利用しない代わりに

少し安くなっているものを使っています。

 

 

私の場合

その日のスケジュールにもよるのですが

 

 

午前中は自宅で仕事

午後は事務所で仕事

 

 

というのが一番バランスが

良くてしっくりきます。

 

 

こうしたハイブリッド型が

自宅仕事のメリットを生かしつつ

 

 

デメリットを最小限に

する対策かと思います。

 

 

あと

1日自宅仕事の日は

自宅にこもってばかりいないで

 

 

近くのカフェで仕事をするとか

そんな工夫も必要ですね。

 

 

なるべく効率よく

ストレス少なく

万事がうまく回るよう

 

 

働き方を考えたいものですね。

 

 

それでは

また。

 

 

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最新動画 

今回は、「電子契約書、ハンコがないのに法律上有効なのか?」というテーマでお話ししています。

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、午前中は栃木県足利市の裁判所で仕事。午後は事務所に戻り、夕方まで仕事。夜は、私が理事をしているNPO法人司法過疎サポートネットワークの総会に参加、その後は懇親会でした。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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