新年、と言っても
もう1月に入って10日以上
過ぎてしまいましたが
このタイミングで昨年1年間の
ブログ記事を振り返ってみました。
人気のあった記事を分析してみると
今の中小企業を取り巻く世相を反映していて
なかなか興味深いです。
<毎日更新1349日目>
1年365日毎日欠かさず
ブログを書いています。
そうなると
やはりどんな記事がどのくらい
読まれているのか?
自分のブログがどのような
ルートから読まれているのか?
いろいろと気になるものです。
そこで
このタイミングで
昨年
つまり2024年の私のブログの
人気記事を総括してみたいと思います。
まず
ブログ記事の流入元ですが
私の場合は昨年1年間でいわゆる
キーワード検索で読まれた割合が
全体の約81.9%という結果でした。
その前年の2023年は
キーワード検索が54.9%でしたから
まあ大きな変化ではあります。
(2023年のブログ記事流入元)
また
2024年1年間のブログのアクセス数の
推移はこんな感じです。
昨年1月頃は月間アクセス数は
4000に満たなかったのですが
後半には月間7500程度まで伸びました。
そんな中
昨年の読まれた記事ランキング
第5位はこの記事。
⬇️⬇️⬇️
建設業などでは
原材料費や人件費の高騰などで
特に中小企業は深刻な状況に
なっているところも多いでしょう。
建設工事の契約を結んで
代金額も決まっていましたが
契約後工事の途中で原材料費が高騰し
このままでは赤字の
工事になってしまう。
見積もりが甘かった!
こんなとき
当初の契約を変更して
工事代金の増額を求めることができるか?
一度契約を結んだ以上
基本的には契約内容を変更する
ためには相手方の同意が必要です。
ただ、現実には
やはり契約時に予測できなかった
ような原材料費の高騰が
契約後に起こるということは
あり得ます。
そこで
一定の例外的な場合には
契約後に代金額などの変更が
認められる場合があり
そのことを書いたのがこの記事です。
次に
第4位の記事はこちら。
⬇️⬇️⬇️
出ました
カスハラ関連の記事。
カスタマーハラスメントは
今や社会問題となっていて
私も昨年はかなりカスハラに
力を入れてブログ記事を書いており
セミナーも開催しました。
カスハラの1つの典型例が
電話での窓口対応社員などに対する
誹謗中傷や暴言などがあります。
首都高速道路公団では
「切電マニュアル」
というものを策定し
ひどい電話の場合
一定の要件の元に社員が電話を
切っても良いとされているようです。
「切電マニュアル」があれば
現場で対応する社員さんも少し安心です。
これからは
企業が現場の社員をカスハラから
守る対策をとることが求められます。
ちなみに
今年もカスハラに関する
セミナーを開催予定です。
◼️1/28 カスハラ被害から会社を守る〜工務店社長のためのカスタマーハラスメント攻略セミナー
次は第3位の記事です。
⬇️⬇️⬇️
中小企業でアルアルなのが
社長が会社を「私物化」
してしまうというケース。
中小企業の場合
オーナー(大株主)が社長を
兼ねていることが多く
とかく「会社の金はオレの金」
という意識になりがちです。
そうなると
中には会社のお金と社長個人のお金を
混同してしまうことが起こり得ます。
たとえば
社長の家族の飲食代や
旅行代金を会社の経費で落とす。
会社の売上の一部を社長の
個人のポケットに入れてしまう
などなど。
こういった会社の「私物化」が
行き過ぎると
様々なリスクがあります
という内容の記事です。
そして
第2位の記事はコチラ。
⬇️⬇️⬇️
今の時代は、
会社の社内業務連絡用に
LINEを使うことも
多くなりました。
しかし、
このLINEは
便利な反面
使い方を間違えると、
社員の長時間労働や
パワハラ、セクハラの
手段として使われる
ことがあります。
これからの時代
社員にまつわるトラブルを
予防するためには
会社が主体的に社内のLINEの
使い方についてルール化していくことが
必要ですという内容の記事です。
さて
堂々第1位の記事はコチラです。
⬇️⬇️⬇️
「法的措置をとります」なんて言われたら
普通の人はドキッとしてしまいますよね。
この「法的措置をとる」というのは
簡単に言えば
「こちらの要求をのまなければ
裁判を起こすよ」という意味です。
この「法的措置をとる」という言葉
実際には本気で相手に
忠告している場合もあれば
単なる「ハッタリ」の場合もあり
いろいろです。
大切なことは
そんなことを言われたときに
とにかく冷静になって相手の
意図を分析すること。
そして
心配であれば早めに専門家に
相談することが大切です。
さてさて
以上のとおり2024年の人気記事を
振り返ってみました。
私は
主に中小企業の経営者向けに
このブログを書いていますが
ランクインした記事を見ていると
やはり今の中小企業を取り巻く
世相を現しているようで
おもしろいですね。
そんなわけで
今年もブログを読んでくださる方の
お役に立つような記事を
日々配信していきたいと思います。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
それでは
また。
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今回は、「社員のミスで機械が全損!賠償請求はどこまで可能か?」というテーマでお話ししています。
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Profile
中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。