
昔から電話が大の苦手。
仕事上の電話はかなり減りましたが
それでも完全には別れられずにいます。
(今日の「棒人間」 電話嫌いの人)
<毎日更新1383日目>
メールいただき、ありがとうございました。
メールで送っていただいた日程で結構ですとお伝えしたくて、電話しました。
そ、それ、メールの返信でよくないすか???
こういう人っていませんかね?
日程調整のメールを送ったら
電話で返してくる人。
何かをメールで送った後に
と電話をかけてくる人。
実は
私は弁護士としてデビューした
20年前から電話が大の苦手。
しかし
我が業界は
当時は電話全盛時代でした。
うちの事務所は
弁護士が10人くらいの共同事務所なので
平日昼間の事務所は
常に電話鳴りっぱなしで
誰かがいつも電話で話している。
もう
うるさくてうるさくて
たまらなかったですね。
誰かの電話の話し声が聞こえてきて
気になって仕事に集中できない
しかし
当時はこれが当たり前でして
むしろ1日に10本以上電話が
かかって来るようになって一人前
とか言われていました。
電話もかかって来ないようでは
弁護士は食っていけんと。
そして
実際私にもそのくらい電話が
かかって来ていましたので
昼間は電話の対応でロクに
仕事にならなかったと
記憶しています。
電話は今でも苦手で
電話嫌いが高じて以前
こんな絵を描いたくらい(笑)
電話の何がイヤかって
強制的にこちらの時間を
一方的に奪われることです。
こちらが他の仕事に集中していても
お構いなしで暴力的にこちらの
時間を奪っていきます。
それから
電話をかけたり
かかって来たりしても
お互いに不在で何度もかけ直したり
コミュニケーションツール
として非常に非効率で
コストがかかると感じます。
あと
一見便利なように見えて
電話って実はコミュニケーションツール
としても中途半端な気がします。
テキストコミュニケーションの
技量をちゃんと持っていれば
大抵のことはメールや
メッセージで済んでしまいます。
逆に
きちんと話をする必要がある場合には
対面かオンラインでの面談を
やった方が良い場合が多いでしょう。
こんな風に
コミュニケーションコストがかかるので
私は電話が苦手なのです。
そんな私は
この業界にあって
徐々に電話を減らす
努力を重ねてきました。
ありがたいことに
世の中も電話より
テキストコミュニケーション
の時代になって来て
電話は随分と減りましたね。
今では
事務所もずいぶん静かで
平和的になりました。
私宛の電話もほとんどかかって来ないので
事務所にいてもストレスが少なく
仕事に集中できるようになりました。
私としては
本当はできれば完全に
お別れしたい「電話」
しかし
いまだに完全には別れられない
というのが正直なところです。
1つは
緊急の用事の際には
どうしても使わざるを得ない
ということがあります。
弁護士の仕事というのは
時に緊急対応が必要となることがあり
その場合
どうしてもとりあえず電話を
かけざるを得ない場面があります。
もう1つは
やはり今でも
テキストコミュニケーションが
苦手なお客様が一定数
いらっしゃることです。
一般には
高齢の方は
テキストコミュニケーションが
苦手と思われがちですが
私の感想では一概に
そうとも言い切れません。
高齢でもきちんとメールで
コミュニケーションできる方も
いらっしゃいますし
逆に40代50代でも
電話しか使えない方もおられます。
テキストコミュニケーション
ができないお客様はお断りする
というのも1つの方法かとは思いますが
私の場合は優柔不断なので
なかなかそこまでは踏み切れません。
まぁ
電話を多用したがるお客様でも
なるべくメールなどの
コミュニケーションに誘導する
という努力はしていますが。
あと
電話を使わざるを得ないにしても
ルールがあると思いますね。
やはり
電話をかけるなら
事前にちょっといつ頃電話で話したい
というメッセージを送るなど。
相手の時間を一方的に
奪わないような気配りは
したいものです。
そんなわけで
別れたいけど完全には
別れられない「電話」
そんな「電話」と日々どう付き合うか
頭を痛めております。
さて
今日のテーマ「電話」に
かけたダジャレを1つ。
私は、電話が鳴ると「異議あり!」と叫びたくなる弁護士です。
失礼いたしました。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。