「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

【「訴える」ってこんなに大変?】「裁判沙汰」はどれだけ面倒なのか?①

裁判

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

「裁判沙汰」は面倒です。

 

 

「裁判沙汰」の入り口である「訴える」

つまり裁判を起こす手続きだけでも

これだけ大変なのです、

というお話です(^ ^)

 

 

 

(東京地方裁判所前)

 

<毎日更新566日目>

「裁判沙汰」はどれだけ面倒なのか?

私は常々、このブログでも、私の弁護士としての使命は、

中小零細企業のトラブルを

 「裁判しないで解決」すること!

と言い続けています。

 

 

それには、ちゃんと理由があります。

 

 

私も長年弁護士をしていて、それなりに「裁判」を経験

してきました。

 

 

その中で、中小零細企業が「裁判沙汰」に巻き込まれ、

その経営者が長期間にわたって、泥沼の紛争に神経をすり減らす姿

を多く目の当たりにしてきました。

 

 

「裁判沙汰」に巻き込まれると、

・コストがかかる
・時間がかかる
・貴重なエネルギーを奪われる

という三重苦が待ち受けています。

 

 

 

 

ただ、「裁判沙汰」は大変だ、と言っても、具体的に

どんな風に大変なのか?

 

 

「裁判」を経験したことのない多くの方にとっては、

あまり具体的にイメージできないかも知れません。

 

 

そこで今回は、実際問題として「裁判沙汰」に巻き込まれると、

具体的にどのように面倒なのか、その辺のお話をしたいと思います。

 

 

 

「訴える」のはこれだけ大変!

まずもって、「訴える」、すなわち裁判を起こす、

というのもそれほど簡単ではありません。

 

 

「裁判」(民事裁判)というものの全体像を図にすると、

ざっとこんな感じ。

 

まず最初の段階が「訴え提起」なわけですが、

その準備がまずなかなか大変です。

 

 

最初に「訴状」という書面を裁判所に出さなければ

なりません。

 

 

「訴状」というのは、その裁判で原告が訴える内容

を法律的に記載した書面。

 

 

ちなみに、民事裁判では、

訴える方を「原告」
訴えられる方を「被告」

と言います。

 

 

「被告」と言っても、刑事事件でいう「被告人」とは意味が

違いますので注意が必要です。

 

 

で、訴状の内容は、何を請求する裁判かによって内容も

違ってきます。

 

 

例えば、貸したお金を返せと請求する貸金返還請求訴訟

の場合は、

・原告の氏名や住所、電話番号等
・被告の氏名、住所
・お金を貸した日付
・貸した金額
・利息の定めの有無
・返済期限の定めの有無(ある場合はその日時)
・遅延損害金の定めの有無
・連帯保証人の有無
・返済状況(いつ、いくらくらい返済されて、残りがいくらか)

などを具体的に書かなければなりません。

 

 

また、取引先に対する売掛金の請求訴訟の場合は、

・原告の氏名や住所、電話番号等
・被告の氏名、住所
・契約日
・相手方(被告)に売り渡した物品の品目や数量
・代金額
・支払い期日
・代金の支払い状況(いついくら支払われて残りがいくらか)

などを記載します。

 

 

さらに、それだけではなく、こうした事実を裏付ける

証拠書類も添付しなければなりません。

 

 

具体的には、

・契約書、借用書、念書
・受領書、納品書、請求書など

 

 

この他にも、

相手が法人の場合は、会社の登記事項証明書、

不動産がらみの案件は不動産の登記事項証明書や固定資産評価証明書など、

離婚や相続など親族関係の案件は戸籍謄本など、

交通事故の場合は医師の診断書や現場写真、実況見分調書など

いろいろ集めなければなりません。

 

 

さらに、請求する金額等の大きさによって、裁判所に印紙も納めなければ

なりません。

 

 

例えば、1000万円を請求する場合には5万円の印紙代、

5000万円請求する場合には17万円、

1億円請求する場合には32万円かかります。

 

 

こうした諸々の面倒な準備が整って、ようやく

「訴え提起」ができる、というわけです。

 

 

しかし、これはまだまだ「裁判」のほんの入り口

に過ぎないのです。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

というわけで、

今日のポイントは

 

 「訴える」つまり裁判を起こすのも簡単ではない!

ということです。

 

 

しかし、本当に面倒くさいのはこれから。

 

 

「裁判」を起こした後がさらにもっともっと

大変なのです。

 

 

続きは、長くなりましたのでまた明日!

 

 

 

 

 

 

 

 

最新動画 

今回はちょっと息抜き会、やっぱり口約束はダメ、人は平気でウソをつく?  こんなテーマでお話ししています。

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、福岡県八女市で妻の実家の法事。
その後、佐賀に移動しました。
佐賀市は約20年前に、司法修習生だった頃に1年間住んだ場所。
昔私が住んでいたアパートも残っており、懐かしかったです。

 

 

ご提供中のメニュー

 

 

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

お問い合わせ

住所 150-0031
東京都渋谷区桜丘町4番23号渋谷桜丘ビル8階
マップを見る
受付時間 【平日】9:30〜18:00
【土曜日】9:30〜12:00
渋谷共同法律事務所のHP

           

裁判しないで解決する
ノーリスクプロモーター

                               
名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

カテゴリー

月別記事