「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

【聴く力】まずは相手の話を受け止めることの重要性

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人間は

誰でも自分の話を聴いて

もらいたい生き物です。

 

 

だからこそ

「聴く力」がコミュケーションでは

重要になってきます。

 

(今日の「棒人間」 まず聴く、は重要??)

 

<毎日更新1552日目>

意外に多い?話を聞かない弁護士

 

弁護士に対するクレームで

意外に多いのが

「話を聞いてくれない」というもの。

 

 

相談者の話をまったく聞かずに

一方的に自分のしゃべりたいことだけを

しゃべりまくる弁護士。

 

 

そんな人いるのか?

と思ってしまいますが

 

 

結構そういう弁護士に当たった

という話を聞くことがあります。

 

 

それは

おそらくこんな原因で起こるの

ではないかと思われます。

 

 

弁護士は

依頼者の話を聞いていて

 

 

法律的にその案件の解決に必要な要素と

不要な要素を判断します。

 

 

そして

依頼者から

 

 

解決に必要な要素だけを

引き出そうとします。

 

 

しかし

依頼者にはそれがわかりません。

 

 

依頼者が

これは大事だ

 

 

これは聞いてもらいたいと

思って話し出しても

弁護士から

 

 それは関係ありません。こっちはどうですか?

言わば「交通整理」を

されます。

 

 

実は

こうした「交通整理」は

 

 

案件を解決するためには

ある程度必要なこと

ではあります。

 

 

しかし

やりすぎるとクレーム

につながります。

 

 

 

まず相手の話を受け止める重要性

弁護士というのは

法律知識などは十分に勉強してきていますが

 

 

お客様とのコミュニケーションの取り方などを

実は体系立てて勉強する機会は

ほとんどありません。

 

 

それこそ

先輩弁護士のやり方や背中を見て

 

 

自分で学べ

という世界。

 

 

ただ

その「先輩弁護士」にしても

 

 

やはりコミュニケーションをきちんと

学んでいないケースが多いので

余計に怪しくなります。

 

 

弁護士の業務の効率性

という点だけで考えれば

 

 

相談者には余計なこと

事案の解決に関係のない話を

聞いているヒマはない。

 

 

弁護士の側でバンバン交通整理をして

必要な「要素」だけを効率的に

聞き出したいと思うもの。

 

 

しかしながら

 

 

人間関係を「効率」という

観点だけで処理しようとすると

たいてい失敗します。

 

 

人間は誰でも論理ではなく

感情で納得する

いう側面があります。

 

 

ですから私は

弁護士の素養の1つとして

 

 

依頼者の話をある程度は忍耐強く聴ける

というのも必要だと思っています。

 

 

私の場合は

たとえば法律相談でも

 

 

最初の前半は

たとえ相談者があまり

関係のない話をしても

 

 

すぐに「交通整理」はしない

ようにしています。

 

 

とにかく

なるべく相談者が話したい

ことをまず話してもらう。

 

 

そして

それをいったんは弁護士の側で

きちんと「受け止める」

 

 

「聴く」というプロセスが

欠かせないと考えています。

 

 

 

 

 

 

「聴く」と「同調する」は同じではない

しかしながら

だからと言って

 

 

弁護士はすべてお客様

相談者の言いなりに

ならなければならないのか

 

 

と言えば

そんなことはありません。

 

 

お客様(相談者)の言うことでも

それが法律的に正しいとは限りません。

 

 

中には

法律的に無理筋な案件を頼まれたり

 

 

違法スレスレの話を

持ってこられる方もいます。

 

 

お客様の希望される解決方針が

現実には難しく

 

 

別の選択肢をお勧めせざるを得ない

こともたくさんあります。

 

 

あくまで

「聴く」と「同調する」は

同じことではありません。

 

 

お客様の言いなりになるのは

単なる「同調」であり

プロとしてすべきことではありません。

 

 

そうではなく

お客様の話をいったんは

しっかりと「聴く」「受け止める」

 

 

その上で

弁護士として法律的な見通しや

方針をお話しする。

 

 

そうすると

お客様も最初に自分の話を

聴いてもらっているので

 

 

こちらの話すことも比較的

受け入れてもらいやすくなります。

 

 

人間というのは

誰でも自分の話を

聴いてもらいたいものです。

 

 

ですから

先にその要求を満たしてあげた方が

こちらの話も聴いてもらいやすくなる。

 

 

その意味で

やはり「先に与える」

ということは重要ですね。

 

 

このことは何も

弁護士の法律相談だけではなく

 

 

あらゆるコミュニケーションに

通じると思います。

 

 

日常のコミュニケーションだけではなく

営業でも交渉でも使えるものだと

思っています。

 

 

まず相手の話を「聴く」「受け止める」

 

 

なかなか難しいですが

ぜひ意識して実践される

ことをお勧めします。

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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