「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

トラブルを避けるために重要なことは、「すぐに反応」しないこと

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人間ですから

ついイライラしたり

 

 

感情的な反応をして

しまうことはあり得ます。

 

 

しかし

人間関係のトラブルはたいてい

 

 

こうした感情的な反応が原因となって

いることも少なくありません。

 

 

こうした感情的な反応をどうしたら

防ぐことができるでしょうか?

 

 

(今日の「棒人間」 すぐに打ち返す人?)

 

<毎日更新1603日目>

「カッとなってつい」は本当か?

 

他人とのトラブルは

つい感情的な反応をしてしまうこと

から生じることが少なくありません。

 

 

人間ですから

誰でも怒ることやイライラ

することはあるでしょう。

 

 

よく

「カッとなってつい怒鳴ってしまった」とか

 

 

怒りの感情をコントロールできない

人の話を耳にします。

 

 

「カッとなってつい」という言い方から

何か不可抗力というか

 

 

人間にコントロール不能

だったという響きがありますが

本当にそうでしょうか?

 

 

かの有名な

スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」には

 

 

人間は外界から刺激を受けて

その後どのような「反応」をするか

 

 

実はその人間が「選択」しているのだ

という話が出てきます。

 

 

怒りやイライラの原因となる

他人の行動や現象などが起きる

これが外界からの刺激です。

 

 

それを受けて

怒りを爆発させる

相手を攻撃する

 

 

そこまで行かなくても

イライラした反応をする。

 

 

あるいは

何か別の反応をする

あるいは何も反応しない

 

 

これらすべてその人が

「選択」しているのだと。

 

 

そう考えると

「カッとなってつい」という人も

実は外界からの刺激に対して

 

 

「怒る」とか「怒鳴る」という反応を

することを自ら「選択」した結果

だということになります。

 

 

 

 

 

 

「とりあえず6秒間だけ我慢」の習慣

 

とは言え

この理屈がわかっていないと

人間はつい

 

 

自分にとって不快な外界からの刺激を受けると

やはり「怒り」「イライラ」といった反応を

 

 

無意識のうちに「選択」してしまう

ことが多いのも事実です。

 

 

これには脳科学的な理由があるようで

人間は本来

 

 

外界からの刺激を受けて

それを理性的に受け止めてその後の

展開を「論理的に」考えることができます。

 

 

たとえば

今怒りにまかせて怒鳴り散らしたら

その後どうなるか?

 

 

職場だったら「パワハラ」で

訴えられるかも知れない。

 

 

そこまで行かなくても

その人との人間関係が決定的に悪化するとか

 

 

その場の雰囲気が悪くなるとか

自分の評判が下がるとか

デメリットしかないことがわかります。

 

 

頭の中でそのように理性的・論理的に考えて

「怒る」「怒鳴る」という反応は

やめておこうという「選択」ができるわけです。

 

 

ところが

こうした理性的・論理的な思考は

外界からの刺激を受けて

 

 

湧き上がる負の感情よりも

スピードが少し遅い

と言われています。

 

 

ですから

人間的に未熟な人は

この論理的な思考が働く前に

 

 

瞬間的に「怒り」の反応を

「選択」してしまって失敗する

というわけです。

 

 

こうした人間の特徴を捉え

よくアンガーマネジメントの世界などでは

 

 

「6秒だけ我慢」ということが

言われたりします。

 

 

不快な外界からの刺激を受けても

とりあえず6秒間だけ

「反応」するのを我慢します。

 

 

すると

上記で述べた理性的・論理的な

思考が追いついてきて

 

 

少し冷静なることができる。

 

 

結果的に間違った反応を

「選択」しなくてよくなる

というわけです。

 

 

 

 

 

 

 

デジタルでの「反応」はもっと怖い??

 

要するに

イラっとする出来事があっても

 

 

すぐに反応しない癖をつける

ということですね。

 

 

私も最近ではこれを心得ています。

 

 

イラっときてもすぐに反応しないで

いったんスルーする

 

 

この習慣を身につけると

ずいぶん楽になりました。

 

 

ちなみに

すぐに反応しないというのは

 

 

デジタルの世界でもそのまま

当てはまります。

 

 

SNSでよく「炎上」している

のを見かけますが

 

 

あれも怒りの感情のままの

「即反応」の応酬のように

見えて仕方がありません。

 

 

メールやセッセージでの

やり取りでも同じですね。

 

 

相手の送ってくるメールやメッセージに

イラっとすることはありますが

 

 

怒りの感情を持ったままに返信すると

だいたいロクなことはありません。

 

 

私の場合は

そんなとき

 

 

すぐに返信しないで1日「寝かす」

ことにしています。

 

 

1日経てば

さすがに冷静になります。

 

 

そこから返信を考えれば

感情的にならずに相手にきちんと

 

 

言いたいことを冷静に伝える

ということが可能になります。

 

 

あと

酒に酔っている時の返信や

SNS投稿は「厳禁」にしています。

 

 

酔っている時は正常な判断力が

鈍っていると考えてよいでしょう。

 

 

酒を飲んだら車を運転しないのと同じです。

 

 

トラブル予防のために

「すぐに反応しない」

 

 

これは結構重要なポイント

ではないかと思っています。

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

 

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早朝に地元の公園を6キロほどランニング。朝はかなり涼しくなりましたね。
その後、午前中は自宅で仕事。お客様の関係でのオンラインの打ち合わせなど。
お昼は近所の町中華で生姜焼き定食。ここは野菜多めなので嬉しいです。
午後は池袋へ。YouTube講演家の鴨頭義人さんのオンラインサロン鴨Bizのグループコンサルというイベントに参加。多くの学びがありました。終了後は懇親会でした。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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