
約1万4000年続いた縄文時代。
驚くべきことに
この間ほとんど大きな戦争が
なかったそうです。
「争いごと」を好まない
私たち日本人のルーツは
ここにあるのでしょうか?
(今日の「棒人間」 縄文時代の「土偶」のイメージ)
<毎日更新1496日目>
今日も青森出張の続きのお話しになります。
6月2日(月)に行われた
BBAサミット2025in青森。
一夜明けて
翌日は恒例のBBAメンバーによる
ツアーが開催されました。
青森県は
学生時代をはじめ
今までも何度か来ていますが
青森市内を観光するのは初めて。
前日はみんな遅くまで飲んでいたのですが
朝から元気いっぱい。
今回のBBAツアーの目玉は
特別史跡である三内丸山遺跡の観光でした。
「三内丸山遺跡」とは
青森市内にある縄文時代前期から
中期の大規模な集落の遺跡です。
これは
1992年から始まった発掘調査で
たくさんの竪穴建物跡や掘立柱建物跡
盛土、大人や子どもの墓などの他
多数の土器や石器、貴重な木製品
骨角製品などが出土しました。
もともとこの地は
野球場を建設する予定だったそうですが
青森県が遺跡の重要性から
遺跡の保存を決定したとのことです。
なんでも
青森県はそのとき多額の賠償金を支払って
遺跡の保存を決定したのだとか。
その後
この「三内丸山遺跡」を含む
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が
世界文化遺産に登録されました。
今回
この「三内丸山遺跡」を案内し
ガイドしてくれたのは
BBAの青森メンバーの1人である
鳴海吉英さん(なるちゃん)。
なるちゃんは
普段「眉ソムリエ」といって
メイクや脱毛
眉毛の書き方指導などの
お仕事をされています。
なんとブログを毎日13年以上も
書き続けているという猛者。
BBAというのはこういう人がいるので
恐ろしいコミュニティーです(笑)
なるちゃんのブログ
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眉ソムリエ美容アドバイザーの眉毛の書き方とメンズ脱毛のブログ
縄文時代というのは
紀元前1万3000年前から
約1万年にわたって続いた時代で
まだ稲作が始まる前の
狩猟採集型の社会でした。
この時代に使われていた土器には
縄目の模様や装飾がされていることが
「縄文時代」の名前の由来と言われています。
この時代の土器の使用によって
食生活が大幅に広がり
それがその後の人口増加へと
つながっていったそうです。
これは
大型掘立柱建物跡といって
地面に穴を掘り
柱を立てて造ったこの時代の建物跡です。
これは
女性をモチーフにした土偶
と言われているそうです。
なるちゃんのガイドで三内丸山遺跡の観光を楽しみ
最後にちゃっかり写真を撮らせていただきました。
さてさて
今回の「三内丸山遺跡」の
観光で私が驚いたのは
なんと縄文時代は約1万4000年の間
戦争がほとんどなかったということ。
実はこの時代
人と人とが争った形跡の武器が
ほとんど見つかっていないそうです。
この時代は
自然のめぐみも豊富で
蓄財するということがなく
必要な分だけ採取すればよかったので
現代のような貧富の差もなく
大きな戦争もなかったとのこと。
こうした大規模な集落を
つくって自給自足し
皆で助け合って共存共栄する社会が
形成されていたようです。
その後時代が進展し
弥生時代の頃には稲作や農耕が始まり
土地を支配したり米を蓄える人が現れた。
そうなると
貧富の差ができたり
土地や水の奪い合いで争いが
起きるようになったとのことです。
しかし
1万年以上も大きな戦争がなかったというのは
世界史的に見ても非常に珍しいそうです。
この点
欧米の文化とは異なり
日本人は本質的に「裁判」や
争いごとを好まない傾向があります。
アメリカのように
なんでも「裁判」で白黒
つけたがる文化ではなく
なるべくなら「話し合い」で
穏便にトラブルを解決したい。
「裁判」はあくまで最後の手段
というのが多くの日本人の
法意識と言えるでしょう。
そんな私たち日本人のルーツの中には
争いごとを好まないという「縄文人」の
DNAが受け継がれているのだと思います。
「裁判をしない弁護士」としての私も
そんな日本人のすばらしいルーツを知り
ちょっと自信を深めたのでした。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。