「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

日本生命がOpenAIを提訴?AIの法律アドバイスを鵜呑みにするリスク

AIと法律問題

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チャットGPTに法律相談をした結果

「裁判沙汰」になってしまった。

 

 

そんな驚くようなニュースが

報じられています。

 

 

日本生命がOpenAIを提訴した

という今回の事例から

 

 

AIの法律アドバイスを鵜呑みにする

リスクを考えてみたいと思います。

 

 

(今日の「棒人間」 鵜呑み??)

 

<毎日更新1767日目>

日本生命がOpenAIを提訴??

日本生命保険の米国法人が

アメリカのオープンAIを提訴した

との報道がありました。

 

日本生命、米国でOpenAIを提訴 「ChatGPTが非弁行為」

 

 

どういうことかと言うと

報道によれば

 

 

日本生命の傷害保険の元受給者が

保険金の給付打ち切りをめぐって

日本生命とトラブルに。

 

 

この件は結局日本生命とこの元受給者が

和解して終わったのですが

 

 

その後にこの元受給者が

チャットGPTに相談。

 

 

チャットGPTで

和解を破棄できるという趣旨の

回答があったようで

 

 

この元受給者はそれを信じて

再び日本生命を被告として提訴。

 

 

結果的に裁判所に却下されたものの

日本生命としては被告となることで

 

 

弁護士費用など多額の損失が

発生したようです。

 

 

日本生命は

そもそもオープンAI社が

弁護士資格がないにもかかわらず

 

 

チャットGPTを通じて

無許可で法律相談業務を行った

ことが違法だと主張。

 

 

オープンAI社に対して

弁護士費用など不当な裁判に引きずり

込まれたことの損害の賠償を求めて

 

 

アメリカの裁判所に

提訴したとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

チャットGPTは弁護士ではない

 

この点

日本の法律では

 

 

弁護士でない人が報酬を得る目的で

法律業務を取り扱うことを

「非弁行為」として厳しく禁止しています。

 

 

チャットGPTが法律的な

問題についての相談に乗り

 

 

回答を行うことはまさにこの

弁護士以外の人が法律業務に携わる

「非弁行為」である

 

 

というわけです。

 

 

日本生命は

訴状の中で

 チャットGPTは弁護士ではない!

と指摘したとのこと。

 

 

AIが許可を受けずに弁護士業務を

行ったということを理由に

 

 

主要なAI企業を訴えるのは

初めての事例とのことです。

 

 

裁判所のどんな判断が出るのか

気になるところです。

 

 

 

 

 

 

 

AIの利用には気をつけましょう

 

私も日々仕事でAIを使っていますが

やはりその精度の高さには

日々驚かされます。

 

 

ただ

やはり誤った情報が混在

していることがあります。

 

 

また

プロンプト(質問)の入れ方次第で

 

 

同じく誤った方針を示される

こともあり得ます。

 

 

そういう意味で

まだAIの情報についてきちんと裏を

取らずに鵜呑みにすることは危険です。

 

 

冒頭の日本生命の事例も

和解は当事者間の合意なので

法的な拘束力があります。

 

 

いったん成立した和解を破棄することは

不可能とは言いませんが

一般的には極めて困難です。

 

 

あたかも和解の破棄も簡単にできると

チャットGPTが元受給者に

 

 

回答したのだとすれば

それは非常に危険です。

 

 

ところが

最近ではプロである弁護士も

AIに頼り切りになって

 

 

AIの情報を鵜呑みにして失敗した

という事例をよく聞きます。

 

 

アメリカの弁護士が

AIの回答をそのまま

書面にして裁判所に提出。

 

 

しかし

その書面は間違いだらけで

 

 

実際には存在しない裁判例

などが引用されていた

など。

 

 

また

アメリカだけではなく

最近では日本の弁護士も

 

 

明らかにAIに書かせている

という書面が増えてきた

との指摘もあります。

 

 

法律問題の回答を求めて

AIを使うのは良いとして

問題はその使い方です。

 

 

まず正確な見通しや情報を

引き出すためには

 

 

的確なプロンプト(質問)を

入れることが不可欠です。

 

 

その上で

出てきた回答を鵜呑みにするのではなく

きちんと情報の裏をとる。

 

 

間違ったAIの使い方をすると

新たなトラブルや「裁判沙汰」を

 

 

引き起こすことにも

なりかねませんので

この点は注意が必要ですね。

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

 

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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