世の中には、
やれば一定の効果は
見込めるものの、
確実に人様の迷惑になる
営業というものがあります。
いくら成果が見込める
からといって、
他人の迷惑になる営業は
避けたいものです。
(今日の「棒人間」 テレアポ営業は迷惑?)
<毎日更新907日目>
どんなビジネスをやるにも、
「営業」が大事なことは
よくわかります。
弁護士業界も同じで、
「営業」は必要です。
今どき、
何も「営業」しなくて
食べていけるほど
甘くはありません。
ですが、
ひと口に「営業」と言っても、
さまざまな手法があります。
世の中には、
一定の営業効果はあるものの、
基本的に「人に迷惑をかける営業」
というものが存在します。
いくら効果があるからと言って、
人さまに迷惑をかけるような
営業手法は避けたいものです。
そんなの甘い、
と言われそうですが、
自分がなんのために今の仕事を
しているのかという原点を考えれば、
「人に迷惑をかけてまで売上を上げたい」
というのはちょっと
違う気がするのです。
基本的に、
自分がやられて迷惑と
感じるような営業は、
どんなに効果があっても
やりたくないですね。
ただでさえ、
電話が嫌いな私。
集中して仕事をしているところに、
電話がかかってくるだけで
「イラッ」ときます。
まして、
それが「営業」だったら・・・・。
正直、
私のイライラはマックスに
達します。
ネット全盛の今の時代にも、
結構テレアポ営業というのがあって、
私の事務所にも時々かかってきます。
こんな「迷惑営業」が
なぜいまだにやられているかというと、
やはり一定の効果があるようなのです。
「センミツ」という言葉があるように、
1000件電話をかければ3件は
仕事につながるという話を
聞いたことがあります。
「センミツ」とまでは行かなくても、
たとえば100件電話をかけて、
99件断られても、
1件仕事になればよい、
という考え方です。
この手法でひたすら
テレアポ営業をしていれば、
量をこなせば一定の成果は
見込めるわけです。
しかし、
こうした考え方は極めて
自分本位なもので、
断った99件にとっては、
明らかに「迷惑」以外の
何者でもありません。
そんな、
「テレアポ営業」が
大嫌いな私ですが、
勉強のために営業マンと
会っていた時期もありました。
たとえば、
今流行り(かどうかわかりませんが)
の動画によるマーケティング会社の
営業マンと会った時のこと。
会ったそばから、
ひたすら自社のサービス内容と、
どんな効果が見込めるかの話に
熱心です。
ひと通り話を聞いた後で、
実は私、YouTubeやってるんですけど。
というと、
「え、本当ですか?」などと言って、
その場でパソコンで調べ始める始末。
この人たちは、
「ちょっと1時間くらい時間をください」
などと実に気軽に言ってきます。
そして、
往復の時間をかけて会いにきます。
それだけ時間をかけていながら、
営業先の情報はまったく
調べないのですかね?
今どき、
ネットで検索すればすぐ
わかるというのに。
こういう雑な営業は、
お互いにとって時間の
無駄でしかありません。
もっとも、
私のYouTubeの認知度が
低いのがいけないのかも
知れませんが・・・。
これも私にとっては、
結構「イラッ」とくる
営業手法です。
お問い合わせフォームから
メールが入ると、
やはり嬉しくなるものです。
しかし、
よく見てみると、
実は営業メール。
先日も、
こんなメールがお問い合わせ
フォーム経由できていました。
この営業は、
上記の営業マンに比べれば、
私のことをお調べくださった
ようですね。
だって。
余計なお世話だよ(笑)
まあ、
まだチャンネル登録者数が
600人ちょっとなので、
「悩みをお持ち」と
思われたんでしょうね。
お問い合わせフォームというのは、
基本的にお仕事のご依頼の
ためにあるものですから、
ここを使って営業メールを
送ってくるのは、
やはりマナー違反だと思います。
しかし、
上記のテレアポにしろ、
お問い合わせフォームからの
営業メールにしろ、
営業マンは相当数の電話や
メールを送っていると
思われます。
それには、
相当の労力と時間も
かかるでしょう。
テレアポ営業なんか、
断られて精神的に凹むことも
あるかも知れません。
一定の効果が見込めるとはいえ、
このような営業は、
やる方にも相当の負担が
かかりそうですね。
私に言わせれば、
こうした「迷惑営業」に
これだけの時間と労力をかけるなら、
情報発信をすればいいのに、
と思ってしまいます。
情報発信は、
私にとって大切な
「営業」活動です
(もちろん、「営業」だけが目的ではありませんが)。
具体的には、
このブログやYouTube、
Voicy(音声配信)、
LINE公式などです。
情報発信は、
人様のお役に立つことはありますが、
迷惑になることはほとんど
考えられません。
しかも、
情報発信というアウトプットは、
やる方も勉強になりますし、
自己成長につながります。
テレアポやメール営業を
いくらやっても、
勉強にもならないし、
自己成長もないでしょう
(その上、ストレスもたまって、
メンタルにも悪そうです)。
つまり、
やる方にとっても「無駄」が
多くてコスパが悪過ぎます。
人生の時間は有限です。
いくら「営業」とはいえ、
時間を無駄にするのは
避けたいところです。
この点、
情報発信は、
「営業」になると同時に、
学びや自己成長にもなるので、
無駄がありません。
「営業」に手間暇をかけるなら、
「迷惑営業」ではなく、
情報発信をやりたいものです。
それでは、
また。
裁判しないで解決するノーリスクプロモーター・弁護士 吉田悌一郎のプロフィール
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今回は、遠くの弁護士に依頼して、引き受けてもらえるか?というテーマでお話しています。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。