「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

顧問弁護士に、社員の個人的相談はできるか?

顧問契約

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顧問契約の内容として

会社の相談だけではなく

 

 

社員の個人的な相談もできる

という場合があります。

 

 

ただ

社員の個人的な相談といっても

具体的にどんなことを相談できるのでしょうか?

 

(今日の「棒人間」 個人的な相談もOK?)

 

<毎日更新1200日目>

顧問弁護士に、何を相談できるのか?

顧問先のA社長より

連絡がありました。

今回は、会社の件ではなくて、実はうちの社員の個人的な相談なんですが、受けてもらえますか?

もちろんです。
私は、顧問契約の内容として、会社のご相談はもちろん、社員さんの個人的なご相談にも対応させていただいております。

ありがとうございます。
それでは、後でうちの社員から直接連絡させます。

弁護士と顧問契約をしているけれど

具体的に何を相談できるのか?

 

 

あまり明確ではないケースも

あるかも知れません。

 

 

中小零細企業の顧問弁護士の仕事を

させていただいている私の実感としては

とりあえず

なんでも相談してみてください。

というのがその答えになります。

 

 

というのは

企業法務とひと口に言っても

 

 

中小零細企業にまつわる

法律問題は多岐にわたります。

 

・契約書のチェック

・社員との労働問題

・取引先の債権回収問題

・カスハラやクレーマー問題

・オフィス物件の賃貸借問題

・株主総会の問題

・取締役など会社の機関の問題

・景品表示法

・個人情報保護法

・独占禁止法

・知的財産(特許、商標、著作権などなど)

・倒産や債務整理

などなど。

 

 

これらにひと通り対応できないと

やはり中小零細企業の

顧問弁護士は務まりません。

 

 

しかし

現実には

そうした「企業法務」では終わりません。

 

 

極端な話

社長個人の離婚だとか

相続などの親族とのトラブルなど

 

 

個人的なご相談をいただく

こともあります。

 

 

それともう1つ

多くの弁護士が顧問契約サービスの

1つの内容としているのが

 

 

社員の方の個人的な

法律相談も受け付けます

というものです。

 

 

私も

顧問契約サービスの1つとして

顧問料の範囲内で(別途費用をいただかずに)

会社の社員さんのご相談も受け付けています。

 

◾️顧問弁護士サービスについて

 

 

 

 

 

 

 

社員の個人的相談の具体例

あくまでご希望があれば

の話ですが

 

 

この社員の方の個人的な法律相談もできる

というのは

 

 

一種の社員の福利厚生にもなる面があり

結構ご利用いただいています。

 

 

社員の個人的な相談

といっても

 

 

具体的にどんな相談をしてよいのか

イメージが持てないかも知れません。

 

 

たとえば

・社員が交通事故にあったので、その相談
・社員がアパートの賃貸借で大家と揉めている
・社員が配偶者との離婚問題で悩んでいる
・社員が借金があり、債務整理の相談がしたい
・社員が親の相続で、きょうだいと揉めている
・社員が痴漢の容疑で逮捕されてしまった

などなど。

 

 

こちらの方も

要するにどんな相談をしてよいのか

というよりも

 

 

まずは何かあればなんでも

相談してみてください

というスタンスです。

 

 

ご相談を受けた結果

何らかの対応が必要な場合は

別途費用をいただくこともありますが

 

 

相談だけで解決するような場合は

顧問料の他に別途費用は

いただいておりません。

 

 

ご自身のプライベートな問題などでも

何かあれば会社の顧問弁護士に

 

 

無料で相談を受けられるということであれば

社員さんも安心できるのではないかと思います。

 

 

そして

会社としても

上記のように

 

 

これを社員の福利厚生の1つとして

利用できるというメリットもあります。

 

 

 

 

 

 

 

例外的に、社員の相談に応じられない問題

ただ

先ほど「何でも相談してください」

と言いましたが

 

 

実は1つだけ社員さんの

ご相談に乗れない問題があります。

 

 

それは

たとえば会社の就業環境など

会社を相手方とするような相談です。

 

 

具体的には

・会社に未払い残業代を請求したい
・会社から退職勧奨を受けている
・会社を解雇された
・上司からパワハラを受けている

といったような相談ですね。

 

 

 

すなわち

会社との間で労働問題に

発展するようなご相談です。

 

 

これはなぜかというと

あくまで私は会社の「顧問弁護士」

という立場にあります。

 

 

ですから

あくまで会社が

私にとっての依頼者となります。

 

 

弁護士には

依頼者と利害が対立する人から

相談を受けたり

 

 

依頼を受けたりしてはいけない

という厳しいルールがあります。

 

 

ですから

会社との間の労働問題ということになれば

 

 

社員は会社と利害が対立する相手方

ということになります。

 

 

そこで

その場合には

会社の顧問弁護士という立場の私は

 

 

社員の方のご相談を受けることはできない

ということになります。

 

 

以上のような例外はあるものの

それ以外のことであれば

基本的にどんな相談でも結構です。

 

 

というわけで

今回は

 

 

「顧問弁護士に、社員の個人的相談はできるか?」

というテーマについて

 

 

あくまで私の提供する顧問契約サービスを

前提にお話をさせていただきました。

 

◾️顧問弁護士サービスについて

 

 

この辺は

あくまで個々の弁護士との顧問契約の

内容によることになりますが

 

 

もしこのようなサービスが付いていれば

積極的にご活用いただくことのも

1つと思います。

 

 

それでは

また。

 

 

サービスメニュー

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 

◾️8/21 カスタマーハラスメント(カスハラ)完全攻略〜プロが教える対策セミナー

 

◾️裁判しないで解決するノーリスクプロモーター・弁護士 吉田悌一郎のプロフィール

 

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最新動画 

今回は、「取締役会設置会社で、取締役会を廃止したい場合、どうするか?」というテーマでお話ししています。

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、朝は息子の弁当作り、その後は自宅でブログ、動画の編集など。午後は仕事で新宿の商工中金へ。新宿駅から片道20分ほど炎天下の中を徒歩で。せっかく買った日傘を忘れてしまい、辛い思いをしました。
この日も夕飯を担当。スーパーで売ってた茄子を食べたくなり、麻婆茄子を作りました。

夏休み父ちゃん弁当日記

昨日は、鶏肉の照り焼き(前の晩の夕飯の残り)、ピーマンの炒め物、タコさんウインナー、ミートボール、ポテトフライ、塩握り2個、デザートのスイカでした。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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