刑務所に入ることを、
「臭い飯を食う」などと
言いますが、本当に刑務所の
食事は臭いのでしょうか?
今日はその辺のことを
深堀してみたいと思います。
<毎日更新525日目>
10月から、食品やら光熱費やら
さまざまな生活必需品の値上げ
ラッシュが始まっています。
コロナや円安の影響もあり、
原材料の高騰も止まるところを
知りません。
建設業などでは、建材の値上げ
の問題なども相当深刻なようです。
私のブログ仲間で、群馬で内装業を
営んでいる株式会社中島内装の
中島隆男さんのブログ
⏬⏬⏬
この値上げラッシュが、実は
刑務所の中でも起こっているという
ニュースがありました。
刑務所内でも、服役している人用に
さまざまな生活必需品が売られているのですが、
こうした衣類や石鹸、ノートや乾電池など
の値上げが相次いでいるようです。
刑務所内には、懲役刑といって、
刑務所の中でいろいろな仕事を
させられる人たちがいます。
これを刑務作業というのですが、
どんな種類があるかと言うと、
木工、印刷、洋裁、金属加工など
いろいろあります。
刑務所内で生産された物品は
民間企業が買い取ったりします。
刑務所内でこうした作業に従事
させることにより、規則正しい生活を
遅らせて勤労意欲を育てたり、
刑務所を出た後の職業訓練なども
兼ねているのです。
刑務作業を行うと、それに応じて
きちんと報奨金(給料)も支払われます。
ただ、この報奨金はとても少なく、
一番高い人でも時給が55円程度。
1日8時間時間以上で1ヶ月働いて、
だいたい6000円から7000円
程度だそうです。
刑務所の中なので、もちろん最低賃金法
は適用されません(^ ^)
この10月から、刑務所内の約100品目が値上げ
されたそうで、少ない報奨金でやりくりしている
刑務所内の人たちもそれなりに大変なんだそうです。
ところで、昔からよく、
刑務所に入ることを、
「臭い飯を食う」と言ったりします。
刑務所に入ると、粗末な食事しか
与えられない、という意味で、
懲役に行って苦労すること全般
を指す言葉として使われたりします。
この刑務所で出るご飯、
本当に臭いのでしょうか?
実は私、約20年ほど前に
刑務所のご飯を食べたことが
あります。
と言っても、何も私が懲役刑を
食らったわけではありませんよ(笑)
司法試験に合格すると、司法修習という
一種の研修期間があります。
その司法修習の中で、刑務所内を見学
するというカリキュラムがあり、
そこで、刑務所で出されているご飯を
いただく機会があったのです。
<写真はイメージです>
結果は、もちろん臭くは
ありませんでした(笑)
それどころか、栄養のバランスに配慮
されていて、結構おいしかった記憶が
あります。
毎日刑務作業で汗を流し、
栄養バランスの良い3度の食事を食べて、
規則正しい生活を送るので、
刑務所に入ると健康になる人も
いるようです。
長年刑務所で暮らしてきて、
歳を取ってからシャバに出されても、
なかなか生活ができません。
かえって刑務所の中の方が良かった、
刑務所に戻りたいと言って、
刑務所を出てすぐに万引きなどの
犯罪をわざと犯して戻ってくる
人がいます
(万引きは窃盗ですが、なんども
繰り返していると常習累犯窃盗となり、
刑罰が重くなるのです)
最近では、刑務所内の高齢化も
問題となっており、要介護状態
の受刑者も少なくないようです。
難しい問題ではありますが、
刑務所を出てからの、元受刑者の
フォローの制度をもっと充実
させる必要があるのだろうと
思われます。
というわけで、
今日のポイントは
ということです。
ということで、訳のわからない
方向に行きましたが、たまには
そんな日もありということで
ご勘弁ください(^ ^)
最新動画
今回はちょっと息抜き回ということで、なぜ弁護士になったのか?という私自身の過去に遡った話をしてみたいと思います。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。