「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

まだ揉めてないけど・・・交渉の場に弁護士が「同席」する意味とは?

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弁護士は

実際に揉め事が起こってから

 

 

何か問題が起きてから依頼するもの

というイメージがあります。

 

 

しかし

たとえば会社同士の交渉に

弁護士が同席することで

 

 

安心感を得られ

余計なトラブルを予防

することにつながります。

 

 

(今日の「棒人間」 同席する人??)

 

<毎日更新1625日目>

交渉の場に同席だけして欲しいというご依頼

 

先日

私の顧問先会社の担当者のAさんより

ご相談を受けました。

 

 

Aさんが担当している製品について

取引相手と少し「交渉」に

なっているそうです。

 

 

聞いてみると結構微妙な交渉で

今のところ特にトラブルになっていませんが

 

 

一歩間違うとこちらの法的責任が

問題となる可能性はあります。

 

 

今のところ

担当者であるAさんが取引相手の

担当者と交渉していますが

 

 

この交渉の場に

顧問弁護士である私も一度

同席して欲しいと頼まれました。

 

 

弁護士の関わり方にはいろいろあって

オーソドックスなパターンは

 

 

その会社なり依頼者なりの

正式な代理人となって

前面に出て相手方と交渉を行う場合です。

 

 

ただ

この場合は

 

 

相手とのトラブルが

かなり顕在化した状態で

いわば「喧嘩」が勃発している場合が多い。

 

 

しかし

そこまで行かなくても

担当者同士の交渉の場面で

 

 

法律的なことが問題に

なることはあり得るわけです。

 

 

ところが

法律の知識があまりない担当者が

うかつなことを口にしてしまうと

 

 

下手すると法的な責任の

問題に発展する可能性もあります。

 

 

そこで

取引相手との交渉の場に弁護士が同席する

というパターンがあります。

 

 

 

弁護士が交渉の場に同席する意味

 

会社同士の交渉の場面に

弁護士が必要に応じて「同席」することは

それなりに意味のあることだと考えています。

 

 

まず

自社の顧問弁護士が同席することで

 

 

担当者としては大きな安心感を

持って交渉にのぞめる

というメリットがあります。

 

 

さらに

取引相手に対する一種の

「牽制」と言いますか、

 あまり下手なことは言えないぞ

というプレッシャーを与えることができます。

 

 

それだけではなく

弁護士を「同席」させることで

こちらはきちんと法律に則り

 

 

コンプライアンスを守って問題を

解決するという方針であること

を示すことができます。

 

 

これによって

取引相手から

 

 

「きちんとした対応をする会社」

という信用を得ることにもつながります。

 

 

もちろん

交渉が非常に厳しいものになり

こちらが法的に追い込まれそうな場合には

 

 

弁護士が会社をディフェンスして

戦わざるを得ない場面もあるでしょう。

 

 

しかし

そこまで揉めるケースは稀です。

 

 

 

 

 

揉めてはいないけど、弁護士がいた方が良い場面

弁護士というと

一般的には

何か揉め事が起こってから

 

 

問題が起こってから依頼するもの

というイメージがあります。

 

 

いわば

自分たち会社に代わって

 

 

相手と戦ってもらう

というイメージですかね。

 

 

しかし

弁護士の使い道はそれだけではありません。

 

 

上記のように

会社同士の交渉のテーブルに

弁護士が同席することによって

 

 

法的な問題が整理され

余計なトラブルを予防することも可能です。

 

 

いわば

自社を防御するとともに

 

 

取引先との交渉を円滑に

進めるための弁護士の使い方

と言っても良いでしょう。

 

 

このように

特に会社同士の交渉の場面においては

 

 

まだ揉めていないけど

弁護士がいた方が良い場面

というものは結構あるものです。

 

 

会社間の取引における弁護士の使い方

という点で

 

 

弁護士が取引先との交渉に同席するのが

有効な場合もあることは

知っておかれた方が良いかと思います。

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

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午前中は自宅で仕事、オンライン会議の出席など。
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夕方は早めに帰宅しました。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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