「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

会社における「長期政権」は、「裁判沙汰」をもたらすか?

事業承継問題

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同じトップが長年権力の座に

君臨し続ける「長期政権」

 

 

国も会社も

行きすぎた「長期政権」は

道を誤らせる危険があります。

 

(今日の「棒人間」 権力の座に座る人)

 

<毎日更新1049日目>

ロシアのプーチン大統領、「スターリン29年統治」を超える?

ロシアの大統領選挙で

現職のプーチン大統領が勝利した

とのニュースがありました。

 

 

今回で

大統領5期目ということで

任期である2030年まで

 

 

大統領を全うすれば

30年間大統領を続けた

ことになるそうです。

 

 

これは

旧ソ連時代のスターリン政権(29年)

よりも統治期間が長くなるそうです。

 

 

一般には、

同じ人が長年権力を持ち続けると

 

 

「独裁」を招きやすいと

言われています。

 

 

「権力」というものは

持つ人にとって実に

心地よいものなのです。

 

 

国のトップとして

周囲の人を自分の

意のままに動かせる。

 

 

そしてそのトップの座に

長く居座り続けると

 

 

人間はやはりおかしく

なってしまうことも多い。

 

 

実際

プーチン氏が始めた

ウクライナ戦争も

 

 

もう丸2年になりますが

解決の目処がありません。

 

 

プーチン氏は今も

 主権が脅かされれば、ロシアは核兵器を使用する用意ができている

 武器は使用するために存在する

などと

周辺国に対する「恫喝」とも

とれるような発言をしています。

 

 

ロシア国内でも

反対派を封じ込むなど

 

 

国を自分の意のままに

動かそうとしているように

見えます。

 

 

 

 

 

会社においても「長期政権」は危険??

実は、

これは会社においても

同じことが言えます。

 

 

社長が長い間トップに

君臨し続ける。

 

 

社長を長く務めることが

一概に悪いこととは言えません。

 

 

しかし

同じ人が組織のトップという権力の座に

 

 

君臨し続けることはやはり同じ弊害が

あります。

 

 

社長が長い間トップにい続けることで

知らず知らずのうちに

 

 

周囲は社長に対する

「イエスマン」で固められていく。

 

 

社長に適切な意見をする人

がいなくなるので

 

 

徐々に会社全体がおかしな方向に

進んでしまうことがあります。

 

 

そうなっても

長い間「イエスマン」に囲まれて

権力の心地よさになれてしまうと

 

 

周囲の人の言うことにも

耳を貸さなくなります。

 

 

会社がそのような状態になると

会社の内外でさまざまな

トラブルが起こる危険が生じます。

 

 

 

 

「裁判沙汰」を予防するためにも、適切な事業承継を

結局

会社において社長の

「長期政権」が続き

 

 

社長が権力の座を握って

離さない。

 

 

こうなると

会社経営がおかしな方向に「暴走」

してしまう原因にもなります。

 

 

その挙げ句

会社がトラブルに陥り

 

 

最悪は「裁判沙汰」に

巻き込まれるリスクも

大きくなります。

 

 

このブログでもよく

お伝えしてますが

 

 

中小零細企業が「裁判沙汰」

に巻き込まれると

 貴重な時間を奪われ

 裁判にコストを費やすことを余儀なくされ

そして、

 経営者の貴重なエネルギーを奪われる

という三重苦と

なってしまいます。

 

 

ですから

私は、ミッションとして

というものを掲げています。

 

 

トラブルや「裁判沙汰」を

予防するためには

 

 

やはり適切な時期に

「事業承継」が必要です。

 

 

「長期政権」が続きすぎて、

会社の状態が悪くなってしまうと

後継者が非常に苦労します。

 

 

後継者が見つかればまだ良いですが

 

 

そんな経営が悪化した会社を

誰も継ぎたがらない

というケースも少なく

ありません。

 

 

ですから

やはり会社の経営が

良い状態の時に

 

 

事業承継を着々と進めていく

これが一番なのです。

 

 

とは言え

特に創業社長などの場合には

 

 

やはり自分の思い入れのある会社を

手放すということには抵抗も

あるでしょう。

 

 

身体は元気だし

まだまだやれる

という自負もあるでしょう。

 

 

たとえは悪いですが

冒頭のプーチン大統領も

もう72歳ですが

 

 

おそらく体力・気力は

さほど衰えていないのでしょう。

 

 

しかし

上記で述べたとおり

やはり行きすぎた「長期政権」

 

 

というのはどうしても

それなりの弊害が出てきて

しまうものです。

 

 

事業承継を円滑に進めて

会社をこれからも末永く

存続させていくためには

 社長が勇退を決意する

ことが必要な場合も

ありますね。

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

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最新動画 

今回は、「会社から社員への貸付、毎月の給料から「天引き」して返済してもらうことはできるか?」というテーマでお話ししています。

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は、息子と2人生活最終日。
午前中は自宅で速読(楽読)のレッスンを。
終わってから、息子のリクエストで池袋のサンシャイン水族館へ。私は行くのは学生時代以来30年ぶりでした。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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