
人生は生まれつきの才能で決まっている。
いやそうじゃない
やはり努力が大事。
才能か?努力か?論争。
実は
いろいろな意味で楽しむ人が最強
というお話しです。
(今日の「棒人間」 才能か?努力か?)
<毎日更新1475日目>
私って、頭が悪いからなにをやってもダメなんです。
いやいや、そんなことはないでしょう。
いいえ、結局生まれつき「地頭」のいい人にはかなわないんですよ!
昨日のブログでも紹介した
山口周氏の「人生の経営戦略」という本。
これが私の中ではヒットして
大変いろいろな学びがありました。
私が子ども時代だった1980年代
当時は結構な確率で
という子どもがいた記憶があります。
日本では
「生まれつきの才能やセンスを
持っている人にはかなわない」
といういわゆる「地頭信奉」が
根強くあるとの指摘があります。
この「地頭」って概念は
あまり外国には存在せず
割と日本特有の考え方のようですね。
この考え方というのは
結局
という一種の諦観に結びつきます。
まぁ
はやい話が
自分が努力しないこと
努力を放棄することの言い訳に
多くの場合使われるわけですが。
ですが
どうなんでしょうね。
本当に生まれつきの才能がある人や
地頭の良い人にはかなわないのでしょうか?
この本の中で
将棋の羽生善治さんの言葉が引用されていて
興味深かったです。
羽生さんが多くの子どもを見ていて
一局指すとその子の持っている
素質がわかる。
ところが
そういう素質豊かな子がみんな
そのまますくすく育つかというと
そうでもないそうです。
個人的に大事な要素は「地道に続けられる」ということだと思っています。
将棋って、とにかく長くやっていくものなので、10年、20年経ってくると、そういうことはあまり関係なくなってくるんです。
なるほど
確かに人生は長い。
健康寿命が長くなって
多くの人が高齢になっても
働く社会になる。
そう考えると
長い目で見れば
才能やセンスよりも
「長く努力を続けられる」ことの方が
決定的に重要なのではないか
とこの本は指摘しています。
極端な話
いくら才能があっても
努力をやめてしまえば
成功は遠のいてしまう。
逆に
何かにチャレンジして失敗しても
諦めずに改めるべき点を考えた上で
再度チャレンジする。
こういう人の方が
少しずつでも成功に近づいて
いくことは事実です。
もちろん
努力すれば必ず成功するなどと
短絡的なことを言うつもりはありません。
どれだけ努力しても
適性がないということが
あるのも事実です。
あるいは
努力の方向性が間違っているが故に
どれだけ努力しても目が出ない
人がいるのもまた事実。
しかし
概ねの傾向として
人生が長期戦となっている今の時代
やはり努力し続けることは
重要なのだと感じます。
ただ
努力し続けるということ
これがまた非常に難しく
誰にでもできることではありません。
この本では
「楽しむ人にはかなわない」
という話が出てきます。
楽しむ人とは
自分自身の興味や好奇心
向上心などといった内発的な
動機によって動く人を言います。
こういう人は
努力を努力と思わない
強さがあります。
いくら強靭な精神力や根性で
努力する人であっても
この「楽しむ人」には到底
かなわないわけです。
だから、巷では
好きなことに打ち込むことが
よしとされています。
「好きこそものの上手なれ」
というヤツですね。
ただ
好きなことといっても
自分が何が好きなのか
そう簡単にはわからない
場合もあり得ます。
1つのヒントとして
長く続けていることは
好きなことである可能性は
高いというのがあります。
私自身の例で恐縮ですが
このブログは4年以上毎日書いてますし
YouTubeや音声配信( Voicy)
メルマガなどもそれなりに続けています。
この話をすると
たしかに他人様から「すごいね!」
と言っていただけることが多い。
とてもありがたいお言葉なのですが
当の私自身からしてみると
それほど努力しているとか
苦労しているなどという
感覚はありません。
結局のところ
私はこのブログをはじめ
情報発信が好きなのだという
結論に行き着きます。
好きで楽しんでやっているからこそ
長く続けることができる。
長く続けている割には
別に文章もうまくないですし
喋りもうまくありませんが。
私の場合は
「好きこそものの上手なれ」というより
「下手の横好き」の部類ですが
まぁよしとしましょう。
才能もセンスも地頭もない私ですが
それなりに楽しんで長く続けられるものが
見つかったのは幸せだと思いますね。
ブログを書いていなかったら
発信をまったくやっていなかったら
どんな人生になっていたか
想像がつきません。
そんなわけで
これからもコツコツ続けて
いきたいと思います。
それでは
また。
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中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
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中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。