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渋谷の弁護士吉田悌一郎

【なぜ契約書が必要か?】息子の学校公開から学んだ「わかりやすい説明」の大切さ

契約書

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法律では

一定の例外を除いて

 

 

必ずしも契約書を作らなくても

契約は成立するとされています。

 

 

しかし

それでも契約書は作ることは重要です。

 

 

それはなぜなのか?

 

 

わかりやすい説明が

求められますね。

 

(今日の「棒人間」 わかりやすい説明は難しい??)

 

<毎日更新1256日目>

「九九」を丁寧に教える??

1皿のお皿にクッキーが5個ずつのっています。そのお皿が3皿あります。クッキーは合計いくつですか?

全部で15個です。

お皿4皿だったらクッキーはいくつ?

20個です。

お皿5つだったら?

25個です。

 

今日は

小学校2年生の息子の

「学校公開」がありました。

 

 

「学校公開」というのは

昔風にいうなら保護者の

「授業参観」ですね。

 

 

見学したのは算数の授業で

ちょうど「九九」の5の段を

勉強しているところでした。

 

 

お皿にのせたクッキーの数を

数えていくという教え方。

 

 

昭和な時代に育った私など

 

 

そんなもの

九九を全部1の段から9の段まで

暗記させてしまった方が早いのでは?

 

 

とか思ってしまうのですが

違うんですね。

 

 

相手は小学2年生。

 

 

先生がここまで丁寧に説明するからこそ

理解が深まるのでしょうね。

 

 

先生の説明がとてもわかりやすく

生徒たちの理解も深まっている

様子でした。

 

 

 

 

「説明がわかりにくい」という弁護士に対する苦情

 

わかりやすい説明と言えば

弁護士に対するクレームで割と多いのが

説明が「わかりにくい」というもの。

 

 

そもそも

専門用語をそのまま

ペラペラしゃべって

 

 

あまり丁寧に説明してくれない

人もいるようです。

 

 

会社同士のトラブルで

契約書を作っていない。

 

契約書作らないとダメじゃないですか!

と言う弁護士はいますが

なぜ契約書を作る必要があるのか

あまり丁寧に説明してもらえない。

 

そもそも、契約書は法律上作らなければならないものなんですか?

いえ、法律では、一定の例外を除いて、必ずしも契約書を作ることまで要求していません。ですから、契約書を作らないいわゆる「口約束」でも契約は成立します。

それでは、なぜ契約書は作った方が良いのでしょうか?

口約束では証拠に残りませんよね。証拠に残らないと、後で万が一裁判になったときに、契約内容を証明する証拠がありませんので、裁判でも不利になってしまいます。

なるほど、確かにそうですね。しかし、裁判なんて、滅多にあることじゃないでしょ?

それはそうです。しかし、そもそも世の中のトラブルは、契約書をきちんと作っていないことが原因で発生する場合も少なくありません。

それはどういうことでしょう?

口約束だけでは、とにかく約束した内容が後になって曖昧になりがちです。代金額や仕事の納期などで、お互いに認識の違いなどがあり、言った言わないの水掛け論になりがちです。

なるほど。

それもこれも、契約書がないので、契約内容が曖昧になっていることが原因です。逆に、契約書を作ることで、将来の余計なトラブルや「裁判沙汰」をかなり予防することが可能になるのです。

 

 

 

 

 

 

「わかりやすい」説明を小学校の先生から学ぶ?

まぁ

私ならこんな説明をするでしょうか。

 

 

私は

もともとできの悪い人間でしたので

 

 

わからない人

できの悪い人の気持ちがわかります。

 

 

そういえば

「九九」と言えば

私には苦い思い出があります。

 

 

ちょうど今の息子と同じ

小学校2年生のとき。

 

 

私はこの「九九」を覚えるのが

クラスで一番遅く

苦労したんですね。

 

 

それはともかく

私はそんなでしたので

 

 

とにかく「わかりやすく」説明する

ことにはこだわってきました。

 

 

専門用語をペラペラしゃべっても

昔のアホだった自分には

とても理解できません。

 

 

私が何かを説明するとき

あのアホだった昔の自分でも

理解できるかしら

 

 

これをいつも考えています。

 

 

契約書についても

 

 

ただ契約書は大切です

とだけ言っていても

伝わりません。

 

 

忙しい取引社会の中で

一々契約書なんか作っていられない

という実情もわかります。

 

 

だからこそ

取引においてなぜ契約書を

作ることが重要なのか

 

 

これを丁寧に説明することこそ

弁護士の仕事なわけですね。

 

 

また

契約書を作るといっても

どうやって作ってよいかわからない。

 

 

あるいは

作ってはみたけれど

 

 

これで法的に問題ないかどうか

判断できない

ということもあるでしょう。

 

 

その場合には

やはり弁護士に作成を依頼するなり

 

 

契約書のリーガルチェックを

依頼した方が良いでしょうね。

 

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それにしても

私の子どもの頃は

 

 

この保護者の「授業参観」が

イヤでたまりませんでした。

 

 

時は1980年代前半

先生も結構「コワモテ」でしたし

授業は緊張感で満ち溢れていました。

 

 

後ろに並ぶ保護者も

みんな緊張した面持ち。

 

 

うちの親なんかいつもコワイ顔

をして立ってましたねぇ〜。

 

 

そのころに比べると

今どきの小学校は隔世の感

がありますね。

 

 

先生も生徒も終始にこやかだし

和気藹々としています。

 

 

それでいて

不思議とクラスの秩序は

きちんと保たれている。

 

 

私たち保護者も

楽しくリラックスして授業を

見学することができました。

 

 

昔に比べて

良い時代になったものだと思います。

 

 

それでは

また。

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昨日は、午前中は自宅で、「実務に役立つ専門書を読む会」の勉強会にオンラインで参加。会社法とフリーランス保護法に関する勉強会でした。午後は事務所で、お客様との打ち合わせや、新規のお客様の法律相談などでした。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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