AIが商品やサービスを「おすすめ」する時代。
その中で「小さき者」が大手と同じ土俵で
戦い続けることは容易ではありません。
だから
「小さき者」ほど自社を愛し
応援してくれる「ファン」の存在が
重要になってきます。

(今日の「棒人間」 ファンを大切に??)
<毎日更新1867日目>
あなたの商品やサービスは
AIが表示する「オススメ」3〜5個に
入れるでしょうか?
突然何を言っているのか
と思われるでしょうが
誰もがAIを使って調べごとをする時代。
かつての「検索」のように
AIの「オススメ」に表示されることは
ネットによる広告戦略として
重要になってくるでしょう。
その関係で
最近こんな本を読みました。

AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング
たとえば
弁護士を探したいということで
AIを使って調べます。
そうすると
だいたい「オススメ」として表示
されるのは3〜5箇所の法律事務所。
ところが
日本全国に今法律事務所はおよそ
1万8000箇所ほどあります。
その中から
「オススメ」3〜5個に選ばれる
これはもう熾烈な競争に打ち勝たなければ
ならないことがわかるでしょう。
この3〜5個の「オススメ」に入らなければ
まったく見てももらえない
静かに消去されるという
結果になってしまう。
これは考えてみれば恐ろしいことです。
それではどうすれば良いのか?
この熾烈な競争に参入して
AIの「オススメ」に選ばれ続ける
ことを目指すべきなのか?
しかし
その競争には膨大な広告費をかける
ことができる大手企業がやはり有利であり
資金力が乏しい中小には
やはり不利に働きます。
この本では
そんなAI時代を生きる戦略として
「ファン」に愛されるということを
深堀りしています。
「ファン」というのは
今風に言うなら「推し」と言っても
良いかも知れません。
野球チームのファン
特定の自動車メーカーや車種のファン
アップルのファン
アイドルのファン
などなど。
これらは
他社製品より機能が良いからとか
安いからといった理由で選ばれていない。
ある意味もっと「情緒的」な
選ばれ方をするものです。
とは言え
有名企業のブランドならいざ知らず
うちの商品やサービスのファンなどいるのかしら?
この本では
どんな企業にもどんなブランドにも
必ず「ファン」はいると書かれています。
姿は見えにくく
声は小さいかも知れないが
売上がそれなりに上がっているなら
必ず「ファン」はいると。
パレートの法則といって
と言われます。
たとえば
「売上の8割は2割の顧客が生んでいる」
とも言われ
「80対20の法則」などとも
呼ばれています。
そして
このパレートの法則が
ビジネスにも当てはまるならば
上位20%の顧客というものがいて
その大半が「ファン」である可能性が高い。
ところが
ほとんどの企業はこの貴重な「ファン」の
声を聞いていないと言います。
ここで注意しなければならないのは
「ファン」の声を聞くことは
単なる「顧客調査」ではないということです。
どういうことかと言うと
「顧客全体」を調査しようとすると
80%を占める「ファンではない人」の
意見が大半を占めてしまいます。

しかし
ファンではない顧客は
しょせん売上の20%しか支えていません。
1回か2回だけ買って離れた客
割引があるときしか買わない客
文句ばかり言う客などなど。
彼らは
無責任に他のブランドと
比較した意見を言ったり
批評家のようなことを
言ったりします。
基本的にそのブランドを
愛しているわけではないので
そのブランドの良いところを
わかった上での意見でもないし
そのブランドのためを思った
意見でもないわけです。
そうなると
肝心の上位顧客である「ファン」の存在が
80%のその他の顧客の声にかき消されて
見えなくなってしまう
と言います。
極端な話
全体顧客にとっての「改善」は
「ファン」にとっての「改悪」である
ことも少なくありません。
そうではなくて
まず何よりこの20%の
「ファン」の声だけを聞く。
「ファン」は他のブランドと
比較した発言はしません。
そのブランドの良いところ
愛しているところをひたすら
話してくれます。
いわば機能価値(商品特性)より
情緒価値(感情)で語ってくれる
ことも多い。
そうした「ファン」と
長く続く良い関係を作り
それを「生涯顧客」に育んで行く。
AI時代に「小さき者」が勝ち残るためには
こうした「ファン」を重視した戦略が
欠かせないわけです。
そして
その自社にとっての「ファン」を見つけ
育てていくためには
やはり「情報発信」が
カギになるでしょう。
自社の情報や商品
サービスを熱心に
頻度多く発信している人には
自ずと「ファン」がつきやすくなります。
ブログ
YouTube
SNSなど手段はいろいろありますが
やはり積極的なネット上の
発信は必要でしょう。
ただ
ネット上の「発信」と言っても
少し前のSEO対策とか
そういった方向ではありません。
確かに多くの人に見てもらう
努力も必要ですが
何より自社の商品やサービス
に対する熱い想い。
なぜ今の仕事をしているかといった
自社のかけがえのないストーリーなどを
日々発信していく。
ここに
自社の「ファン」と良い関係を築き
AI時代を上手に生きていくヒントが
あるのではないでしょうか?
それでは
また。
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Profile
中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。
中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。
【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。
中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。
私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。
また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。