「裁判しないで解決」する建設業・不動産業を多く扱う
渋谷の弁護士吉田悌一郎

「おめでたさ」のススメ③〜 それでも「無謀」な挑戦ではない?

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新しいことにチャレンジするには

ある種の「おめでたさ」が必要です。

 

 

しかし

「無謀」な挑戦は

大きな痛手を受けることがあります。

 

 

「無謀」な挑戦にならないために

自分を「試す」という

プロセスも必要です。

 

 

(それは、「無謀」な挑戦??)

 

<毎日更新1091日目>

最後までやり抜く「根性」ある?

今日は

とりあえずゴールデンウィーク

前半の三連休の最終日。

 

 

私の過去を振り返る

シリーズ最終回です。

 

 

昨日、一昨日と

ポンコツ学生だった私が

 

 

あるきっかけで司法試験をめざす

ことにしたのは良いものの

 

 

「心の壁」というか

大きなメンタルブロック

にぶつかっていた

 

 

そんなお話を書きました。

「おめでたさ」のススメ①〜 ボクが弁護士になりたいと言ったらみんな笑いました。でも・・・

 

 

「おめでたさ」のススメ②〜 新たな挑戦を阻むメンタルブロック

当時の自分にとって

司法試験というのは

非常に大きな挑戦でした。

 

 

何事も

やりたいと思ったことに

 

 

果敢にチャレンジしていく

「おめでたさ」はもちろん大事。

 

 

ただ

それが安易な挑戦

「無謀」な挑戦で

 

 

もし失敗した場合には

それなりにダメージも受けます。

 

 

当時の司法試験は

合格するまでに長い年月かかる

こともあり得ましたので

 

 

下手をすると人生を

棒にふる危険もあります。

 

 

当時私が不安だったのは

果たして自分が司法試験を

最後までやり抜く「根性」があるか?

 

 

結局

途中でイヤになって投げ出して

しまうのではないか?

 

 

周囲の反対を押し切って

司法試験の勉強を始めた以上

 

 

中途半端に挫折してしまうのは

こんなに格好の悪いことはありません。

 

 

こう見えても

実は私は結構見栄っ張りと言いますか

格好つけ屋な性格なので

あいつ、偉そうに「司法試験」とか言っていたくせに、やっぱりダメだったな!

とか言われるのが

我慢ならないのです(笑)。

 

 

そこで私は

本格的に司法試験の

勉強に突入する前に

 

 

自分自身を試すある

挑戦をすることにしました。

 

 

 

 

ある小さな挑戦

以前もお話ししましたが

当時の司法試験の受験科目は

 

 

憲法、民法、刑法、商法

民事訴訟法、刑事訴訟法の6科目。

 

 

しかし

その分量がハンパではありません。

 

 

なにせ、民法は

民法総則、物権法、債権総論

債権各論、家族法とあり

 

 

刑法も総論と各論

商法は会社法と手形小切手法

 

 

商法総則・商行為法(当時)

と細かくわかれています。

 

 

ですから

6科目といっても

 

勉強しなければならない

基本書は10冊以上にもなります。

 

 

そこで

私は書店に行き

 

 

司法試験の受験科目である

基本書(専門書)

ひと通り買ってきて

 

 

それをとにかく読破する

ことにしたのです。

 

 

読破するとか偉そうな
ことを書いていますが

 

 

 

法律の本というのは
とにかく難解。

 

 

しかも
勉強をサボってばかりの私には
読んでもさっぱりわかりません。

 

それでも

とにかくこれらの

基本書を一度読破してみる。

 

 

もしこれらをひと通り読破できずに

途中で辛くなってやめて

しまうようであれば

 

 

とても司法試験の受験に

耐えられませんので

そのときはやめようと思っていました。

 

 

ところが
不思議なことに

 

 

自分が「弁護士になりたい」と
思って読み始めると
これらの法律書が実におもしろい。

 

 

途中で挫折することもなく
全部の本をむさぼり読む
ように「読破」してしまったのです。

 

 

「読破」と言いますが
今から振り返ってみれば

 

 

当時の私の理解力では
おそらく10分の1も理解
できていなかったでしょう。

 

 

しかし
このときは
わからないからイヤになる
ということではなく

 

 

もっと勉強したい
もっと深く理解できるように
なりたいという思いが

 

 

一層強くなったのです。

 

 

「無謀」な挑戦ではないとの確信を持つ

この小さな挑戦で

私はほんの少しだけ自分に

自信をつけることができました。

 

 

もしかしたら

自分も頑張ればなんとか

なるかもしれない

 

 

そんなかすかな希望を胸に

いよいよ本格的に司法試験の受験に

り組むことを決意したのです。

 

 

この経験は

私にとって大きかったですね。

 

 

「おめでたさ」=根拠のない自信

だけで受験を決意しましたが

少なくともこれは「無謀」な挑戦ではない。

 

 

自分がやりたいという情熱は本物だ

と思うことができたわけです。

 

 

その後

実際に司法試験の勉強に

本格的に乗り出してから

 

 

最終的に合格するまでには

 

 

いろいろと紆余曲折ありました

(その辺のことも、機会があったら

たブログに書きたいと思いますが)

 

 

何が辛かったと言って

やはり精神的にかなり

厳しい試験でしたね。

 

 

自分がいつ合格できる

という保証もなく

孤独に日々勉強をやり続ける生活です。

 

 

しかし

最初に自分の情熱を試す

経験をしていたおかげで

 

 

なんとか途中で挫折

することなくやりとげる

ことができました。

 

 

 

 

 

 

「毎日ブログ」でも同じ経験??

あれから20年

50歳を手前にした私は

 

 

また新しく大きなチャレンジを

することを決意しました。

 

 

そう、このブログ

毎日ブログを書く

というチャレンジです。

 

 

実は

これも私は始める前に

メンタルブロックがありました。

 

 

仕事もあるし

家庭のこともあるし

 

 

とても自分に毎日ブログを

書き続けるなんてムリだ

と最初は思っていました。

 

 

しかし

毎日ブログを書きたいという

思いは強く持っていました。

 

 

そこで私は

とりあえず「平日毎日」ブログを

書いてみることにしました。

 

 

ちょうどコロナが始まった

2020年の5月のことです。

 

 

当時のブログは

コンセプトも定まっていませんし

自我流で今見返すととても恥ずかしい。

 

 

しかし

意外にも「平日毎日」ブログを

1年続けることができました。

 

 

そこで私は

2021年5月5日から

 

 

土日祝日も含めて「毎日」

書くと決意しました。

 

 

そして、今のところ

まもなく3年になりますが

「毎日」ブログを続けています。

 

 

「毎日」ブログは

「平日毎日」とは雲泥の

差がありました。

 

 

今思えば

「平日毎日」は楽勝でしたね。

 

 

土日祝日休みなんて

ゆるいゆるい(笑)

 

 

いずれにしても

このときも

昔の司法試験受験時代を思い出し

 

 

まず自分を試してみるという

プロセスを踏んだわけです。

 

 

 

 

 

 

 

「おめでたい」人生であり続けたい?

 

新しいことにチャレンジ

し続ける人生というものは

おもしろいですね。

 

 

いくつになっても

新しいことにチャレンジすることは

自分の「成長」につながります。

 

 

自分の人生が広がったり

深まったり

 

 

人生の「充実度」は

全然違ってきます。

 

 

しかし

新しいことにチャレンジするとき

 

 

「自分にはムリかも」という

メンタルブロックは

必ずあるものです。

 

 

それにもかかわらず

一歩踏み出すには

 

 

「おめでたさ」=根拠のない自信

が必要です。

 

 

新しいチャレンジをするのに

最初から「根拠のある自信」が

ある人なんていないのです。

 

 

よくわからんけど

やってみようという

「おめでたさ」は持ちたいもの。

 

 

ただ

それだけで本格的な挑戦に

踏み出すのは不安だ

 

 

という気持ちもよくわかります。

 

 

私も小心者ですから(笑)

 

 

だからこそ

本格的な挑戦を始める前に

 

 

自分の情熱が本物かを試す

「小さな挑戦」のプロセスを

踏むことをオススメします。

 

 

「根拠のある自信」

は持てないけれど

 

 

少なくとも自分の挑戦は

「無謀」な挑戦ではない。

 

 

この思いが持てるだけで

まったく違うのです。

 

 

そんなわけで

いろいろなメンタルブロックなどで

新たな挑戦に踏み出せない

 

 

という人に

勇気を持ってもらいたい

そんな思いを込めて

 

 

私の過去の体験を

振り返ってみました。

 

 

そんなことを言っても

どうせお前は弁護士になったから

そんなことが言えるんだろう?

 

 

と思われるかも知れません。

 

 

しかし

昔の私は本当に

 

 

司法試験とか弁護士とか

およそ程遠い「ポンコツ」

だったのです。

 

 

そんな私でも

いろいろもがきながらも

 

 

なんとか前に進んでチャレンジしてきた

そんな経験をお話ししました。

 

 

これからも

「おめでたい」人生を

送っていきたいものです。

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。

 

 

それでは

また。

 

 

 

 

 

 

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最新動画 

今回は、「土地を買ったら、面積が違っていた??どうしたらよいか?」というテーマでお話ししています。

 

 

 

 

 

活動ダイジェスト

昨日は引き続き、スノーピーク白河高原でキャンプ。
午前中は子どもらと一緒にキャンプ場併設のプールへ。
お昼はBBQで串揚げを。
午後はフライフィッシングなどを楽しみました。

 

 

 

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名前吉田 悌一郎
住まい東京都

Profile

中小零細企業の顧問契約をメインの仕事としています。

中小零細企業が法的トラブルに巻き込まれるのを未然に防止すること、 そして、 情報発信を通じて弁護士の敷居を下げ、中小零細企業にもっと弁護士を利用していただくことを使命として活動しています。

【私のミッション】
中小零細企業の味方であり、中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決すること」をミッションにしています。

中小零細企業のトラブルが、「裁判沙汰」にまで発展すると、経営者の方にかかる時間的・経済的負担が大きく、エネルギーを消耗します。

私は、中小零細企業のトラブルをできる限り未然に防止する、万が一トラブルになっても、それをできるだけ小さいうちに「解決」することで、経営者の方の余計な負担をなくし、本業にエネルギーを傾けていただきたいと考えています。

また、中小零細企業の「お困りごと」に関しては、法律問題という弁護士の職域を超えて、経営コンサルタント(キャッシュフローコーチ)として、経営相談や金融機関融資の支援などを通じて、日本経済を支える中小企業の「お困りごと」全般のお手伝いをすることにも力をいれています。

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